20年以上替えていないスパークプラグを交換してみた。

2023年04月17日 12時00分 正午の月齢:26.8  月名:二十七日月  潮汐:中潮 月齢:26.8[二十七日月] 潮汐:中潮
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3分ぐらいで読めます。

わが家に2台あるスーパーカブのうちのC50。冬でも調子よく走っていたのですが、3月下旬あたりから急に調子が悪くなりました。

スーパーカブC50

具体的には、

  • 3速で登れていた坂を2速でしか登れなくなる。
  • アイドリング時にエンジンが止まる。ストンと止まるのではなく、徐々に弱々しく…
  • 排ガスが少しくさい。燃料が濃い感じ。

「季節の変わり目で暖かくなってきたからかな?」と思って燃調をいじったりオイルを替えたりしても症状が改善しないのでキャブレターまわりのトラブルやエンジン内部の異常も考えたのですが、もうひとつ気になることがありました。

「今までスパークプラグを交換した記憶がない。」

というわけで、初めてスパークプラグを交換してみます。(クルマのスパークプラグはいじったことあるけれど。)

まずはプラグレンチとスパークプラグをホームセンターで調達します。

プラグレンチは「エーモン プラグレンチ 16mm ユニバーサルタイプ」、プラグは「NGK CR6HSA」です。

NGK CR6HSA

さて、レッグシールドの丸いふたを外します。この赤いふたが、もともとこのバイクが消防署のものだった唯一の証。赤いレッグシールドは風化しやすくて、端のほうからだんだんバキバキに割れてしまったので、もうずいぶん前に捨てました。

レッグシールドのふた

ふたを外したら、プラグコードを引き抜きます。

プラグコード

コードを抜いたら、プラグがこんにちは。

プラグが露出

レンチで緩めて、手でやさしく回して抜いてあげます。

16mmプラグレンチ

20年以上使い込んだ電極は…まぁ火花が飛ばなさそうな雰囲気。色は思っていたよりはいい感じだけど、ちょっと黒め。

取り外したプラグの電極

それでは新品のプラグを準備します。まだ1回も火花を出したことがない、初々しい電極です。これから当分の間、飛ばしまくってもらいましょう。

新しいプラグの電極

使い込んだ黒々としたプラグと比較すると、こんな感じ。隙間が倍くらい違うので、きっときれいに燃焼していなかったんだろうなって想像できます。

プラグの比較

それでは、電極を当てないように穴にやさしく挿入して、軽く締めこみます。

プラグを差し込む

先っぽにコードをかぶせて…

コードを差し込む

さっそく筆おろし。

ん? ほとんど変わらない。ちっとも改善しない。ということはキャブレター周りのトラブルか…

しばらくはだましだまし乗るとして、時間が空いたらバイク屋に持っていくとするか。

と、思っていたのですが。

プラグ交換後10日くらい乗っていたら(100kmも走っていない)急に状態が良くなって、トラブル前の調子のいいときの感触に戻ったのです。エンジン内部にたまっていた汚れが燃え尽きてくれたのかな。

ということで、たまにはプラグのメンテナンスをしてあげたほうがいいよね、っていうハナシでした。

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