煤式自動連結器

「2021年は鉄道模型を買わない」って心に決めていたのに、禁を犯したのがコレ。グリーンマックス4709 マルチプルタイタンパー09-16プラッサー&トイラー純正色。

4月に予約していたものです。すっかり忘れていた…

あ、記事として書いているのは11月ですが、届いたのは10月下旬のことです。

さて、開けてみましょ。

変な車両。ま、それはわかっているからいいんだけど、あまり…いや全っ然、重厚さはないかな。床下も黄色だからっていうのもそう見える原因かもしれない。けど実物もこんな色だからねー。

表記類は細かく再現されていて、なかなかいい感じですよ。

これがマルチプルタイタンパー。動力入ってるの?って疑ってしまうくらい軽くて台車を見ると、運転台側の台車がちゃんと動力台車になっていました。

走らせてみるとかなり低速走行に味付けしてあります。ちょっと軽すぎるかな。モーター付近におもりを積んだほうが安定して走る気がします。

つぎにマテリアルワゴン。実際に何をする車両なのか全然わからないんだけど、意味的には素材運搬車なんでしょうね。

この2両で組成されるんですが、連結には付属のドローバーを使います。固定式の車間短縮ナックルのようなものも同梱されているのですが、たぶんアレでは走れないと思う(試してないケド)。

ドローバーは2種類あって、「長:走行時連結用です。短:鑑賞時連結用です。」「走行条件により車両同士が干渉してしまう場合は、ドローバー(長)をご利用ください。」って書かれています。長いのは走行用っていうのはまぁいいとして、短いほうは「鑑賞用」なのか「走行用だけど干渉」なのかってことで、頭の中で「観賞用で干渉yo!」みたいなもうなんか夜勤明けの頭でちょい寝とちょい起きを繰り返してて今何時なのかもわからないけど日本語的にもよくわからないぐちゃぐちゃなことになっています。

結論としては「好きなほうを使ってネ。」でいいかな。好きなほうを使わせてもらいますよ。

長いドローバーを使ったらこんな感じでした。

ちょっと連結面の間隔が広すぎるけれど、別に客が渡ることもない保線車両なので、そんなに違和感はないかなぁ。でもやっぱり広すぎるなぁ。あ、ネコ足が写りこんでる…ネコってきちっと手足(?)を4つともそろえて座るのがカワイイ。

短いドローバーを使ったらこんな感じ。

車両どうしの間隔はいい感じだけど、伸縮カプラーでないのにこの間隔でカーブ走れるかなぁ。台車マウントなら可能性があるけれど、これはきついと思うなー。雰囲気としてはすごくいい感じではあるけれど…

とりあえず直線を往復させてみただけですが、あまり堂々と昼間の営業線を走るような車両ではないので、基本的には置いておくだけでレイアウトに色を添えてくれる存在です。クルクモルやラッセル車と同類のガンガン周回させない系。

ただ、室内灯LEDの光漏れはえげつなくて、側板も屋根もスッケスケ。いずれ対策しないと、暗い中で走らせると青森のねぶた祭みたいになってしまいそう。

ところで、現状で満足度はそれなりに高いにもかかわらず、さっそく手を入れたくてうずうずしているところがあるんですけど。

床下の黄色の作業機械が黄色なわけで、もちろんそれはそれで実車に忠実なんだとは思うのですが、自分的にはぜひこの色にしたいっ!

この緑色めっちゃいいと思いません? なんていうかもうハデハデでたまらんっ。これに使えそうなパークグリーンの塗料があったはずなので、衝動的にやってしまいそうでコワい…

うん、いろんな表情があるよね。角度変えて眺めると。

というわけで、2021年最初で最後(のつもり)の鉄道模型は、いろいろと創作意欲を掻き立ててくれる車両なのでしたー。