無人駅の作法。
2013年04月03日 18時00分 月齢:22.7[弓張月(下弦)] 潮汐:小潮
(最終更新日:2019年09月02日)
12年前に投稿 | 鉄道全般 | コメントはありません
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少し前に紀伊田辺に行ってきたばかりですが、先日また紀伊田辺に行ってきました。と言っても用事があるのは、1つ手前の駅「芳養」。特急が止まらない無人駅です。
なんでこんなところに田辺労働基準監督署はあるんだろう…
さて、紀伊田辺まで「くろしお」(今日はいつもどおり自由席)で来て、芳養まで引き返します。定刻で運転していれば、紀伊田辺到着後すぐに下り普通列車に乗れるのですが、大阪環状線での人身事故の影響でこの乗り換えが成り立たなくなってしまい、次の普通列車まで50分くらい待つことに。
普段無人駅を使わないので、運賃の支払い方法にも自信がありません。ワンマンの普通列車の運賃箱に無事お金を入れて、降りた芳養駅は典型的な無人駅。あ、ワンマン列車に現金で乗るのは、もしかしたら初めてかも。
複線電化されているのでローカルなイメージは少なめですが、他に誰もいません。とにかく静か。
待合室の横の階段を下りると駅舎で、改札口がありました。だったらこんなところに待合室はいらないような気がしますが…。
何ともシンプルな駅前。もう最高! 田舎好きにはたまりません。あ、でもすぐ近くに国道42号線があるので、それなりにクルマの気配はあります。
16時20分を過ぎたので、労基署に行かなくては。
…案外遠くて(1.2kmくらい)、坂道も多くて、着いた頃にはヘトヘト。10分くらい待たされて、書類にハンコをもらって、建物を出ると、隣の敷地にボロボロのバスがありました。とりあえず撮っておきましょ。
このときすでに16時45分。次の列車は16時57分で、これを逃すと1時間待たされてしまいます。うおー。
早足で歩いて、芳養駅に戻り、跨線橋を歩いていると列車が着きました。ワンマン列車なので後ろのドアから乗って整理券を取らなければならないけれど、もう無理。前のドアから飛び乗ります。
紀伊田辺に着いても息はゼーハー。改札口で運賃精算。新大阪までの帰りは、愛する381系ではなく283系でした。
駅のアナウンスもないし、列車を逃すとかなり待たされる(少なくとも1時間くらい)し、時間を潰す施設も何もないし。この殺伐とした雰囲気を味わうのが無人駅の作法なのですね。
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