ユニバーサルセレクタ(全称セレクタ)が結局使いやすい。

2012年05月10日 18時00分 正午の月齢:19.2  月名:更待月  潮汐:中潮 月齢:19.2[更待月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2019年09月04日)
12年前に投稿 | ウェブ・IT関係 | コメントはありません

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現在使っているWordPressのテーマファイルは、5~6年前に別のテーマファイルを改造して作ったものなので、CSSの記述にユニバーサルセレクタは使っていないのですが、それ以降のウェブサイト構築やWordPressのテーマを作るときにはだいたいユニバーサルセレクタを使っています。

screenshot-susu.cc

しかしながら、ウェブサイトの作り方っていうのは流行があって、旬を過ぎた作り方だとなんとなくダサいイメージがあるのが現実です。ユニバーサルセレクタもそんな流行遅れの烙印を押された手法ではあるのですが、果たしてそんなに悪いものなのか。とりあえず考察してみましょう。

まずはいろいろなサイトを読み漁ってみます。

時系列的には、

  1. ユニバーサルセレクタでブラウザが元々持っているデザインをリセットしてしまおう。ゼロからデザイン再構築。
  2. いやいや、全部のデザインをリセットすると、よい部分(特にform周りのデザイン)まで影響するから要素ごとにリセットしよう。リセットCSSっていうのもあるよ。
  3. いやいやいやいや、リセットなんて古いよ。せっかくもともとのデザインがあるんだからそれを生かそうよ。ノーマライズだよ。必要な部分だけCSSを書こう。

という感じですかね。いろいろな考え方があるのは承知の上で、体質的に3番の方法は受け入れられません。絶対ムリ。思い描いているデザインを再現できないし。

2番のリセットCSSには一定の理解を示せるものの、何をどのようにリセットするかが中途半端。そもそもたかがリセットするだけなのにCSSの記述量が多すぎて。さくっとリセットして必要な要素やクラスをガシガシと書くほうが絶対効率よさそう。

ということで、やっぱりユニバーサルセレクタ。ウェブ制作の流行というよりも、コンセプトの相違でしょうね。どれがいいとか悪いとかではなくて。

さらに、まことしやかに語られるユニバーサルセレクタの弊害「レンダリング速度の低下」ですが、どうも全然影響がないようです。むしろ速くなったという検証結果もあって実に興味深い。ユニバーサルセレクタ愛好家としてはとても心強い結果になりました。

どうせ当分HTML5に移行せずにXHTML1.0 strictのままだし、CSSも従来どおりでいいんですー。

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