3端子レギュレータによる定電圧電源の製作
2010年06月21日 19時00分 月齢:9.0[十日月] 潮汐:長潮
(最終更新日:2019年09月15日)
15年前に投稿 | できるかな | 1件のコメント
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次回の文化展にも鉄道模型レイアウトを出展しようと企んでいるわけですが、前回以上の規模になることを考えて、パワーパックの自作を考えています。市販品は高いし…
さて、そうは言うものの、電子工作なんて20年くらいご無沙汰だったので、リハビリとして3端子レギュレータを使った定電圧電源の製作をしてみました。
これは20年近く前に作ったLM380Nを使ったアンプです。
見た目はたいしたことないですが、かなりいい音です。ミニコンポのスピーカーをしっかりと鳴らしてくれました。
電源はパソコン用のACアダプタ15Vのものを使い、3端子レギュレータ7805を使って5Vを出力させてPC空冷ファン(ジャンク品1個100円)を回してみます。
回路はいたってシンプル。元々かなり安定した電源を使うため、入力側の電解コンデンサは省略します。(回路図では「+12V」となっていますが、今回は15Vを入力します。)
と、こんな感じに作ってみましたー。回路自体はサクサクとでき、空冷ファン2基並列も問題なく回ってくれました。テスターで計測すると電圧も問題なし。ところで、今回の製作におけるポイントは熱処理。15Vを5Vにするので、電圧の差分はすべて熱になってしまいます。上手く放熱できるだろうか…
最初は、手前に転がっている小さな放熱フィンを使ってみたのですが、「うっわ、熱っ!」というレベルになってしまったので、急遽ひと回り大きなものに換装しました。0.3Aのファンが2個ということは0.6A。(15V-5V)*0.6A=6W。6Wの放熱でもこれくらいの放熱板が必要なのかー。
果たしてパワーパックは無事に完成するのか?
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鉄道模型パワーパックの製作(その3)・検証運転 | 煤式自動連結器からのピンバック | 2010年06月28日 #
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