過去の仮住まいを訪ねて。

2010年01月17日 01時50分 正午の月齢:2.2  月名:三日月  潮汐:中潮 月齢:2.2[三日月] 潮汐:中潮
14年前に投稿 | 分類無用 | コメントはありません

3分ぐらいで読めます。

この記事は情報が古い場合があります。

ユミコちゃんが髪を切るということで外出してしまったので、伊織・佳奈・真綾を連れてドライブをすることにしました。目的地は過去に住んでいた建物。距離も理想的で子連れドライブにピッタリ。子供のためというより、かつての住まいが今はどうなっているのか気になる自分自身のためのドライブです。

0~3歳まで住んでいた文化住宅「百合ヶ本荘」。本の字が落ちてしまい、百合ヶ荘になってしまっています。この頃の記憶はないのですが、古い写真を見ても今と同じ。つまり35年前からこんなムードの建物だったようです。ほんとにボロボロなのですが、今でも住んでいる人がいるのには驚かされます。

3~6歳に住んでいた社宅。先述の文化住宅からは歩いて行ける距離です。この建物の4階の端の部屋だったので、ベランダからの眺望が良かった記憶があります。当時は全室に住人がいたこの社宅も今ではほとんどが空室になっているようです。廃墟のような気配が漂い、寂しい気持ちになりました。

26~27歳くらいに住んでいた「エクセレント西賀茂」。ここから四条天神川まで自転車通勤していました。往路はほとんど下り坂なのですが、復路は逆に上り坂。夜勤明けのときは、だいたい今出川あたりでバテてしまいます。ここに住んでいるときに転職したのですが、さすがにくいな橋まで自転車で通うのは無理なのでバス&地下鉄にしました。静かでオシャレ・部屋も広くてロフト付きといいことばかりでしたが、夏の焼けるような暑さは過酷です。住んで初めてロフトの暗黒面を垣間見ました。

移動中にちょっと回り道を。

鷹峯の急な坂です。「鷹峯」「坂」というキーワードでピンと来る人も多いと思います。せっかくなのでいろいろと写真を撮ってみましたー。

一見、道がなくなったように見えるこの坂。カーブミラーがありえない角度でついています。真下を映してる…。

25%ということは、4m進んで1mの高低差ということ。

どんどんクルマが潜っていきます。上りもイヤですが、前輪荷重が大きいFF車にとっては下りのほうが怖い。MT車なら上りの坂道発進は悲惨だと思います。滑り止めのための凸凹が逆にタイヤと路面の密着を阻害しているようで、ハンドルを握る手につい力が入ってしまいます。

その後、転職に伴い収入が下がったので一旦実家に戻るのですが、結婚が決まり、新たな住み家を求めることに。

29歳~31歳まで住んだ借家。この写真は今回のドライブで撮影したものではなく、実際に住んでいるときのものです。今はなき白いセラが懐かしい…。周囲は静かで快適。プロパンガスが高いのと風呂が狭いことが欠点でした。トイレはボットン便所だったのですが、普段は臭気もなく水代も不要なので文句なし。ただ、たまに換気扇(便槽から伸びている筒状のやつ)のファンが止まることがあり、そのときは負圧がなくなって猛烈な糞臭が室内に流れてきました。また大雨が降ると軒先に水たまりができてそのうち便槽に流れ込み、室内側の水位が汚物があふれる寸前まで上昇したことも何度かありました。大家に内緒でBフレッツの光ケーブルを引いたのも良き思い出です。

このように通して見ると、文化住宅→社宅→ワンルームマンション→2階建て借家というふうに、仮住まいのグレードは着実に上がっていますネ。

古い記事・新しい記事

古い記事 [2010年01月05日]
新しい記事 [2010年02月02日]

コメントはありません

ごめんなさい、コメントフォームは閉鎖しています。

Translate »