4線独立制御のコントローラーを作る。(その8)

2018年10月17日 21時00分 正午の月齢:8.4  月名:九日月  潮汐:小潮 月齢:8.4[九日月] 潮汐:小潮
7年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

完成したのでもうこのまま納品してしまおうと思っていたのですが、あまりにも味気ないので、ラベルを付けることにしました。アルミっぽいカッティングシートにインクリボンのプリンタMD-5000で印刷し、はがれ防止のためにクリアを吹いたものをペタペタと貼っていきます。

ラベル貼り付け

速度つまみの目盛りは、可変抵抗のつまみの動作範囲が300度なので、単に30度ごとに刻んだだけで、あまり意味はありません。

拡大したところ

ON-OFF-ONの方向スイッチは、■で中立を表現したつもりですが、いかがでしょうか。

製品名ラベル

いつも自作の制御機器には仏教くさい製品名をつけていたのですが、今回も仏教っぽい名前を付けました。4つの制御回路があることから、4ぽい言葉はないかなーと探していたのですが、なかなかカッコイイものが見つかりません。そんなとき、ピンときたのが「羯磨金剛」。法具「金剛杵(ヴァジュラ)」を十字の形にしたものが羯磨金剛なのです。中二病全開で個人的には気に入ってます。

4線独立制御のコントローラーを作る。(その7)

2018年10月15日 21時00分 正午の月齢:6.4  月名:七日月  潮汐:小潮 月齢:6.4[七日月] 潮汐:小潮
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2分ぐらいで読めます。

いよいよ完成しました。さっそく動くかどうか試してみましょう。電源スイッチをオンにして、つまみを回してみます。

電圧印加

ACアダプタの電圧を直接測ると15.4Vでした。ということで、理論どおり0.6Vほど低い電圧が出力されています。0.1Vくらいの誤差なら全然OK。300円未満の電圧計としては高精度です。

それよりも気になるのは電圧計の表示速度。つまみを回して数字が追随するまでちょっとタイムラグがあります。数字を見ながら、たとえば5Vまで加圧しようとするのは難しいかも知れません。使っているうちにつまみの位置でだいたいの電圧がわかるんですけどね。市販されているパワーパックに電圧計はついていないことを考えると…全然問題ないですね。

新旧比較

最初に作った自動加減速コントローラーと比較してみました。どちらもそれぞれ明確な目的があってデザインしたものだけに、優劣はつけられないなぁ。次に作るとしたら、複線用+転轍機制御のコントローラーか、常点灯PWM制御のコントローラーかな。

それでは車両を動かしてみます。

動力車12重連

12両の動力車をつなげてみました。電流計はないので断定はできないけれど、2.5~3Aくらいでしょうか。こんな無茶をしてもガンガン走ります。さすがに数分間連続で走らせるとケースの底が50~60℃くらいに熱くなってきました。事故防止のためにポリスイッチをつけたほうがいいかな。亀師匠から依頼があったら追加しましょう。

さて、久々にはんだごてを握って工作してみましたが、仕事の合間を縫っての作業は本当に楽しかった印象です。レイアウト作りも一緒ですけど、プランを練って、作っているときがいちばん楽しいんですよね。できあがってしまうと、なんていうか、賢者モードっていうか、「ふぅー」ってなってしまいます。中継信号機や閉塞信号機など、作りたいと思って放置しているネタも多いけれど、さてさて次は何を作ろうかな。

4線独立制御のコントローラーを作る。(その6)

2018年10月13日 21時00分 正午の月齢:4.4  月名:五日月  潮汐:中潮 月齢:4.4[五日月] 潮汐:中潮
7年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

基板側を作っていきます。頭の中で部品の配置を考えながら、エイヤーと取り付けていきました。

4連基板

コンデンサや抵抗はユニバーサル基板上に配置し、トランジスタのエミッタとコレクタへ取り回しを考えてちょっと長めにケーブルをつなげます。可変抵抗へ行くケーブルやベースからのケーブルもこの時点で用意しておきます。できあがったら基盤を固定します。

接続

シェルとカーネルをつなぎます。ケーブルはもう少し短くてもよかったかな。1個のコネクタでガチャっとつないだりはずしたりできるとカッコイイかななんて思いながら、いつもどおりのモジャモジャな中身になりました。

さて、ちゃんと動くかな。

4線独立制御のコントローラーを作る。(その5)

2018年10月11日 21時00分 正午の月齢:2.4  月名:三日月  潮汐:中潮 月齢:2.4[三日月] 潮汐:中潮
7年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

パワーパックの外回り部分はできあがったので、中身を作っていきます。

電圧計まわりの配線

電圧計から生えている3本の線から処理していきましょう。黒は-・赤は+電源・青は電圧測定用の+です。黒線は4本ともまとめて電源ジャックの-につけてしまいます。赤線は4本まとめて電源スイッチの出力側につけます。これで電源が入ると同時に電圧計のセグメントがビカーと光ってくれます。試しに電源を入れると…

電圧印加

キュンキュンしてしまう機械感。完成が楽しみですぞ。

可変抵抗の配線

青線は方向スイッチの+入力部分につけます。方向スイッチから出力端子への配線、電源スイッチと電源ジャック-から可変抵抗への配線を完了させます。かなりゴチャゴチャしてきました。真ん中のマスキングテープは、作業性向上のためのものです。特に絶縁効果を狙ったものではありませんので取り外しても大丈夫。

可変抵抗から2SD1830のベース端子へ向かう線4本と方向スイッチへの入力線4本、基板へ向かう+と-の計10本が芯線をギラつかせて待機中です。

4線独立制御のコントローラーを作る。(その4)

2018年10月09日 21時00分 正午の月齢:29.8  月名:月隠  潮汐:大潮 月齢:29.8[月隠] 潮汐:大潮
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1分ぐらいで読めます。

それでは、電圧計の角穴を加工します。

角穴開け

基本的には穴をつないで荒加工した後、ヤスリでゴシゴシしながら寸法を出していく原始的な方法です。くー、なかなかきれいに直線が出せないよぉ。

さすがに機械加工のような鋭い仕上がりにはほど遠いですが、なんとかほぼ寸法どおりの角穴を開けることができました。

もうたまらなくなって、電圧計を取り付けてしまいました。セグメントの表面とケース表面の位置を合わすために、ナットで高さを調整して位置決めし、固定しています。

電圧計高さ位置決め

今回のコントローラーは、実はこういうところで手間とコストがかかっているんですよ。でもグルーガンで固定とか、そういう荒ワザはとても使う気になれないのでした。

4線独立制御のコントローラーを作る。(その3)

2018年10月07日 21時00分 正午の月齢:27.8  月名:二十八日月  潮汐:中潮 月齢:27.8[二十八日月] 潮汐:中潮
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1分ぐらいで読めます。

ケース加工の続き。

穴周りのバリ取りをして、両面テープで貼り付けていた図面を、角穴の周り以外剥きました。

上面穴開け完了

角穴の加工はまだですが、上面の加工がそこそこ終わったので、ためしにスイッチ類を少し取り付けてみました。金色のツマミは大正解。めっちゃゴージャスに見えます。

スイッチ仮付け

背面も図面を貼り付けて位置を決め、穴開け加工後ジャック類を取り付けました。いつものことですが、今回も完全にオーディオ機器感がぷんぷん。

背面穴開け

RCA端子の穴を開けるときの位置決めがうまく決まらなくて、少しセンターからずれているところもできてしまいました。ほんのわずかな1mm以下のずれでも目立ってしまいますが、背面ということでOKにしましょう。してください。お願いします。

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