北宇智駅のスイッチバック
2007年02月13日 11時09分 月齢:25.3[二十六夜] 潮汐:若潮
(最終更新日:2019年09月04日)
18年前に投稿 | 鉄道全般 | コメントはありません
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2007年3月17日で廃止される和歌山線北宇智駅に行ってきました。今までは「ふーん、スイッチバックがあるんだー。」程度の印象でしたが、いざ無くなると聞くとウズウズしてしまい、天気も良かったので取材敢行!
駅構内の配線は、だいたいこんな感じです。吉野口からの下り列車は1→3→2→5の順に進んでいきます。五条からの上り列車は5→2→4→1と進んでいきます。一見3と4がちぐはぐなように見えますが、行き違いのことを考慮するとこの方が都合がいいことが理解できますね。
それでは、写真をどうぞ。いろいろと撮ってみましたー。
五条からの列車が折り返して駅に入線し、出発するまでの写真3枚組です。電車でもそれなりに時間がかかる作業ですから、蒸気機関車牽引列車のときはかなり時間がかかったことでしょう。
踏切の中にも分岐器のレールが。吉野口へ向かう本線は確かにそれなりの勾配です。
まるで引込線のように斜めに延びている線路が、本線。駅と平行に五条に向かっています。一部バラストが新しくなっていました。駅の終端は架線も線路も行き止まり。ホームの途中からはレールも細くなっています。こんなに端まで列車が来ていたのは何年前のことでしょうか…。信号機に「折返線」の文字。以前は運転士が窓から顔を出し、この信号機を確認して推進運転していました。
駅名標のいろいろ。途中駅でありながら矢印が片側にしかない駅名標が不思議な気分。駅舎の壁にある下り(五条行き)ホームの駅名標は、線路の延びている吉野口には矢印が無く、線路が終わっている五条に矢印がついていてこれまた不思議なことになっています。
「和歌山」ではなく「和可山」な乗り場案内。ダイヤ改正後の乗車位置変更の案内もありました。「通行者の皆さんへ この踏切では、スイッチバック運転のため、しゃ断時分が少々長くなりますが、しゃ断機があがるまで、しばらくお待ち下さい。」と書かれた看板は、撤去されるのでしょうか…
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