亀師匠からいただいたTOMIX 485系スーパー雷鳥。久しぶりに箱から出してみたら、架線電圧検知アンテナが今にも取れそうにプランプランしていました。この車両をもらったときから怪しかったのですが、ついに寿命のようです。このままではちょっとアレなので、やさしく切除してあげました。
アンテナなしっていうわけにもいかないので、0.4mmすずめっき線を使って修復。三角錐の上に穴をあけるのはなかなか大変でしたが、金属製に生まれ変わったアンテナを差し込んで塗装をすると、違和感なく仕上がってくれました。
逆エンドの先頭車、ヘッドマークもなくとても寂しい感じだったので、Illustratorでヘッドマークを作ってみました。4mm×3mmでぴったり。
モーター車から変な音がしていたので、少しグリスアップをしてメンテナンス終了なのです。
そのうち、今年のマイブームであるサボや方向幕チューンを施してあげることにしましょう。って、今年ももう終わるナァ。
お金をかけずにディテールアップ。TOMIXのトワイライトエクスプレスに少し彩りを加えてみます。
まずは付属のアンテナを4号車サロン・デュ・ノールに取り付けました。
続いて、自作のステッカーチューン。
レーザープリンタを使ったのですが、一応文字を読み取ることもできます。
ドアの上の車両設備の表示部は何となくもやっとした茶色のステッカーという仕上がり。雰囲気だけは伝わります。
ちなみに…
顕微鏡で見るとこんな感じ。5号車は禁煙なので作り分けたのですが、なんとか表現できています。
ドアの上の表示部については、茶色のドットが散乱しているだけになっています。IllustratorのデータではA寝台、B寝台、サロンカーと作り分けて、トワイライトエクスプレスのロゴさえもすべて再現したんですけどねー。4800dpiくらいのプリンタがあれば綺麗に印刷できるかも。でも肉眼じゃわからないだろうなぁ。
にじまないシート&インクジェットプリンタで作り直すかも知れませんが、取り急ぎこれでいきましょー。
ホコリのように小さいステッカーですが、緑一色の車体にはとても効果的なのでした。貼るのは大変だけど。
入手してから一度もあけていなかった、ジェイアール西日本商事が販売するトレインボックス、TOMIX キハ48小浜色。ついに開封しました。
別パーツが多いのですが、せっかくなので全部取り付けます。まずは信号炎管とタイフォン。これをつけないと穴があいたままなので。その前にピンバイスで穴をあけて、無線アンテナを取り付けます。
下回りも取り付けて、いい表情になりました。
では、引き込み線モジュールに乗せて、撮影してみましょう。
小浜色の113系を向かいのプラットホームに置いて。オバマ臭がぷんぷん漂っているのですぞ。
引き込み線に留置しているシキ600越しに撮ってみました。なんとなく今回は写真のサイズを16:9にしてみたので、車両の収まりがいいような気がします。作業の記録は4:3のほうが見やすいんですけどね。
他に開封もしていないモノは、鉄コレが3つほどあるかな。近いうちに娑婆の空気を吸わせてあげることにしましょう。
何事も長く続けられない性格なのですが、当ウェブサイト「煤式自動連結器」は開設から10年を迎えました。
この10年の道のりの中には、ドメインを失効したり、サイトに悪意のあるプログラムを埋め込まれてサーバーアカウントを凍結されたり、今思い出しても泣きそうになることが何度かありました。
ウェブの技術的な話をしますと、このサイトはWordpressで構築していますが、どんどんヴァージョンアップし、その影響でEUC-JPからUnicodeへの変更を余儀なくされましたが、HTML5が主流になってきてもしぶとくXHTML1.0Strictでテーマを構築しています(だから最新のプラグインと文法的にミスマッチするんですよね)。しかも新しい技術は何も取り入れていません。もっと今どきっぽいサイトにしたほうが集客が期待できるかな、と思わないこともないのですが、大事なのはやっぱり内容だと思っています。内容も、うーん、大したことないかも知れないですけど。10年前から画面幅を固定せずにリキッドレイアウトでデザインしてきましたが、これだけデバイスが多様化するとは思っていなかったものの、スマートフォンからフルHDまで、IE6から最新のブラウザまで、たぶんうまく表示されていると思いますので、そのあたりのデザインポリシーは間違っていなかったと思っています。
内容では、実物の鉄道よりも模型をメインにした記事が増加したこと。これは以前よりも公私ともに出歩く機会がなくなったからですが、まぁ仕方がないかなと悟っています。その模型の記事にしても、取り組んだものの放置している案件(「みやび」など)も多く、続きを楽しみにしている読者がおられたら本当に申し訳ないのですが、期待しないで待っていただけると幸いです。
最愛のOS、Windows2000については、さすがにわが家でも3台(内serverが2台)を残すところとなり、Windows10が5台、Windows7が1台、Windows XPが2台の中で健闘していますが、ドメインコントローラー以外は普段はシャットダウンしています。今でもWindows2000は、インターフェイスの使い勝手、安定性、堅牢性は最強のOSだと思います。
アクセス数は、以前より減少(3年前と比較すると70%程度で推移)していますが、たまに爆発的に伸びること(Nexus7にポケモンGOを入れる記事など)があり、「時代はこういう内容を求めているのか」などと思うこともあります。単にアクセス数を伸ばそうと思えば、新鮮な話題の大量投入を行うか、物議を醸し出す記事を書けばいいのでしょうが、それが目的になってしまうと本末転倒だと思うので、あえて細々と自分が納得できる記事のみを発信しています。
最近では家庭の事情・仕事の都合もあり、なかなか自由に記事を書くこともできませんが、今後も細々と情報を発信していきますので変わらぬご閲覧をお待ちしております。
大物車を実際に走らせるときに気になるのが、建築限界。実際の大物車による特大貨物輸送においても建築限界の制約は常につきまとうようです。
模型も同様で、走らせるときには建築限界を気にする必要があります。TOMIXの規格では下図のようになっています。たとえばC280の曲線での内側は17.8mm必要ということですね。
さて、シキ600・800・1000を走らせるときにどれだけ内側の空間が必要なのか。カーブレールC280を使って実際に測ってみました。
測定方法はこのように、もっとも内側の寸法を拾って、軌道中心からの距離を求めます。TOMIXの道床幅は18.5mmなので、軌道中心からは9.25mm。それに道床端からの張り出し量を加えます。
まずはシキ1000。さすがTOMIXの車両だけあって、17.8mmの限界値に対し、わずか14mm。普通に作ったレイアウトであれば全然問題になりません。
次はシキ800。さすがに心配になる張り出し量ですが、意外と小さく、18mmでした。17.8mmの限界より0.2mm大きいものの、極端なカントでもつけていない限りたぶん大丈夫な気がします。
最後にシキ600。さすがに手ごわく、測定結果は21mmでした。これは気をつけないと、架線柱やトンネルで引っかかるかも知れません。
これを頭に入れて、今後のレイアウト作りに生かしましょう。作る機会があれば、ですケド。