いろいろとかき集めた車両にソロを加えて、9両になった九州ブルトレっぽい編成です。
子供の頃に住んでいた家からは遠くに東海道本線の橋梁が見え、深夜になると数km離れたわが家にも橋梁を通過する音が聞こえてきました。「あ、この時間は『さくら』だな。」なんて思いながら、はるか遠くに光る方向幕の明かりに思いを馳せたものです。関西在住の人間にとって、東京発九州行きのブルートレインは深夜に一瞬しか見ることのできない特別な存在でした。
カトーの10両収納できるケースなので、あと1両追加できます。入手したのがコチラ。
オハ24「ロビーカー」です。見たことは何度かあるけれど、乗ったことがない車両。銀色の帯もデザイン性が高いですが、乗降口がまったくない車体というのも隠れた萌えポイントなのです。
これを編成に組み込んで…。
カニ24 | オハネ25 | オハネ25 | オハネ25 | オハネ25 | オシ24 | オハ24 (ロビーカー) |
オハネ25 (ソロ) |
オロネ25 | オハネフ25 |
という編成になりました。テールマークは「はやぶさ」にしようかなー。
今までトワイライトエクスプレス、20系、北斗星、12系・14系座席車のような客車は編成として所有していたものの、いわゆる青い車体に銀帯のような九州ブルートレインはまともに持っていませんでした。このたびいろいろな車両が手に入ったので、ちょっと編成っぽく仕立ててみたくなったわけです。
ということで、開放B寝台だけではなく編成栄えするような車両を積極的に組み入れようとして目に留まったのがオハネ25-1000形・「ソロ」と言われる車両。
オハネ25ソロの屋根の色が実際には何色だったのか記憶にないのですが、この製品は銀色に塗られています。実物が銀色だったと言ってしまえばそれはそれまでのハナシなのですが、妙に浮くんですよ。ねずみ色だらけの中に銀色って。20系もカニだけ色が異なっていましたが、なんていうか、それとはちょっと違うナと。
だったらねずみ色に塗ればいいじゃん。ということで、ええ塗ってやりますとも。だけど屋根が車体と一体なのでマスキングして塗るしかない。実はマスキングがドヘタクソでよく色の失禁をしてしまうのですが、頑張ってみます。
ふー、ここまでは失敗なし。さて、銀色は色の乗りが悪そうなので、まずはミッチャクロンを薄くプシュー。その上にプラサフを薄くプシュー。
空調機のディテールをつぶさない程度に薄く吹きました。乾いたら耐水ペーパーで軽く研ぎ出して凹凸をなくします。
処理が済んだら本塗り。TOMIXのこのテの屋根にはGSIクレオスの「Mr.カラー スプレー SJ1 呉海軍工廠標準色」がピッタリ!! 純正の屋根色グレーとほとんど同じで調色の必要も全くありません。
やったー。きれいに塗り分けることができました。色・つやともに違和感がなくて、どちらがオリジナルかわかりません。前後の車両とうまくマッチしています。
これで無事にレギュラー入りを果たせました。
さてあと1両、収納するスペースがあります。となると、追加する車両は…アレしかないでしょ。あの帯が仮面ライダー龍騎のような特徴的なアイツです。
KATOの北斗星セット7両ものが手元にあったのですが、たまたまもう1セットが手に入ったので、ほぼフル編成にできそうです。
取扱説明書には当時の編成11両が記載されています。
カニ24-500 | オハネフ25-0 | オハネ25-0 | オロハネ25-550 ロイヤル デュエット |
オロネ25-500 ツイン デラックス |
スハネ25-500 ソロ・ロビー |
スシ24-500 グランシャリオ |
オハネフ25-0 | オハネ25-0 オハネフ25-0 |
オハネ25-0 | オハネフ25-0 |
11両だとKATOの10両ケースに入らないな。ということで、札幌側から3両目のオハネ25-0orオハネフ25-0を減車したものとして10両のほぼフル編成になりました。
ただ、北斗星には乗ったことがないのに、模型だけ所有しているっていうのが心残りなんですけど、コレばかりは今さらどうしようもないなぁ。
スーパーカブ90(HA02)のエンジンをかけてもライトがつかなくて、走り始めたらついたり、ライト付近にビンタしたらついたりといった現象が続きました。けど、走り始めたら点灯するので球切れじゃないし、エンジンをかける前にニュートラルランプが煌々と光るのでバッテリーでもない。というわけでライトの部分を外してみると、ソケットがぷらぷらでした。
よく見るとソケットの3か所の爪のうち2か所が削れたのか溶けたのかはわからないのですが役に立っていない状態。何度か取り付けようとしたものの全然ダメで、どうやらソケットごと交換するしかないようです。このソケットの値段が安くない。で、どうせだったらLEDにしてみようということで、さっそく合うモノを探しました。
amazonで見つけた「【RAYD】レイド LEDヘッドライト 原付 交流取付可能 Hi/Lo 15W/8W 切替機能有 PH7/PH8/H4 9699」というモノ。交流も大丈夫なので、スーパーカブでも使えます。実際に届いた品物は、LEDドライバの部分が丸みを帯びたプラスチック製でした。
試しに、鉄道模型のコントローラーで点灯させてみたらまばゆい光をまき散らします。これは期待できそう。ところが…
放熱部分がデカい。こんなに大きいの入らないよぉ。ムリヤリ入れてみようとしましたが到底ムリでした。メーターのどこかに確実にぶつかっています。
これくらい放熱板を削ってみたのですが、んーまだ入らない。ファンが露出するぎりぎりまで削ってみます。
削りすぎて指が痛い。これでなんとか入りそうです。いろいろな配線を圧迫しているような感触は残っているけど。
ギボシ端子で配線をつないで、向かって左奥のほうへLEDドライバを押し込んで、できるだけケーブルたちを上下左右に振り分けて、ライトユニットが入る空間を作ります。多少の反発力は残るものの、なんとか収まるので、ライトを手で押しながらすばやく2か所をネジ止めしてライトを固定しました。
もうね、スーパーカブの出すべき色じゃない光。レンズが黄ばんでいることもあって、わずかに緑色がかった白い光です。
とにかく明るくて、こんな山の中でも安心して走れます。かごに反射した光がまぶしいほど。今までの電球は暗くてぼやーとしていたのでずっとハイビームで走っていたのですが、これはこまめに減光しないと対向車に大迷惑。
結果は大満足。費用対効果を考えると、やって良かったというか、ぜひやっておくべき改造ですね。