「サロンカーなにわ」と「サロンエクスプレス東京」が揃ったので、方向幕やサボを整備してあげましょう。まずはネット上から集めた画像をもとに、InkscapeとIllustratorでデータを作ります。
「サロンエクスプレス東京」は、後期は方向幕もテールマークもイラスト入りになったようですが、登場時のロゴのみのほうがなじみがあるのでロゴのみ仕様にします。
「サロンエクスプレス東京」のロゴは、裏サロマニア サボ(電幕)を作るより拝借しましたー。
できあがったデータをラベル用紙に印刷して切り出します。
双眼ルーペでのぞきながら、貼り付けていきました。できあがりがコチラ。この画像で見ると、何だか印字がボケている感がありますが、実際にはかなりいい感じにまとまっています。
「サロンエクスプレス東京」にはサボがなかった気もしますが、ないと寂しいので「特急」のサボを入れておきました。号車札も入れて、ハイグレードな感じになりましたよ。
次は内装の塗装に挑戦したいなー。
「サロンカーなにわ」が手に入った今、ぜひ押さえておきたいのが「サロンエクスプレス東京」。ヤフーオークションでもしばしば出品されているので手に入らないことはないのですが、なかなか値段とコンディションに納得のいくモノがありません。このたびようやく状態が良くて、納得できる価格で落札することができました。
両端の連結器はシンキョーカプラーに交換済みということで期待していたのですが、どうもKATOの連結器とのかみ合わせが緩くて不安定なので、普通のKATOカプラーに替えました。高さが低かったので、プラ板で高さ調整しています。最後尾はかもめナックルを。
中間車両はKATOカプラーN JPを使いますが、そのままでは連結間隔が広くなりすぎるようなので少し加工します。
0.5mmプラ板でインセット。これをカプラーポケットに入れます。
こうすることで、連結間隔はいい感じになりました。
各地を走り回っていた車両なのでどんな機関車とも合うのはわかっているのですが、いろいろ試してみましょう。まずはDD51と。
客車の車輪が銀色に光りすぎているので、フラットブラックの色差しを検討しましょ。次はEF62。
サロンエクスプレスそよかぜのイメージです。これも悪くないですね。次はユーロライナーとつないでみます。
こうしてみると、配電盤の位置を変えて展望室側面にも窓を連続して配置した東京南局の努力を感じるデザインですね。
というわけで、ジョイフルトレインが4編成になりましたー。どれも個性的で優れたデザインです。
あとは「ゆうゆうサロン岡山(初期塗装)」「アルファコンチネンタルエクスプレス」「白樺(初期塗装)」が手に入れば、とりあえずジョイフルトレインはお腹いっぱいかな。
以前からヤフーオークションで探していたものの安く落札しようと思っても結局それなりの値段になってしまうので躊躇していたのですが、ちょっと想定外のお金が手に入ったのと、たまたま格安で売られていたことが重なって、TOMIXの「サロンカーなにわ」を購入しました。新品で(←これ重要)。
本当に完成度の高いデザインですね。登場から30年以上経っても色褪せない、古いデザインと新しいデザインがうまく融合した実車の姿を、模型は忠実に再現しています。
もともとは最後尾のダミーカプラー以外はすべてアーノルトカプラーですが、ここは手持ちの車両と合わせるために連結器を交換することとします。
機関車と連結する車両については、KATOカプラーとナハフ11かもめナックルカプラーの両方を試してみました。
見た目はナックルカプラーに劣りますが、安定した連結性能のKATOカプラー。
見た目も秀逸なナハフ11かもめナックルカプラー。
結局、いろいろな機関車と連結する際の高さのマッチングから、KATOカプラーにしています。
最後尾はダミーカプラーのままにしています。
中間車両はKATOカプラーN JPを使います。アーノルトカプラーと比較すると、少し連結間隔も狭くなっていい感じ。
機関車用にヘッドマークも作りました。Illustratorで作ったデータをコピー用紙に印刷し、両面テープを貼って4mmのポンチで抜きます。4.5mmのポンチで0.5mmのプラ板を抜いたものに貼り付ければ出来上がり。いつもどおりのヘッドマーク製作方法です。
あ、この画像はプラ板に貼る前の状態ですけど。
この「サロンカーなにわ」ですが、テールランプのレンズが別パーツになっています。この画像は透明のパーツにクリアレッドを塗ったものです。しかし雑な塗り方ですねー。
最初は「なんでこんなモノが別パーツ?」「別につけなくてもいいんじゃない?」と考えていたのですが、あるとないとでは全然違うことがわかりました。まずはレンズを入れる前の状態から。
遠くから見るとわからないのですが、近くで見るとまるで金魚すくいのポイがあってその奥で赤く光っている感じ。
次はレンズを入れた状態。
レンズ表面まで光が導かれて、レンズから光が出ているように見えます。「レンズを入れて良かったな」という感想なのですが、いやぁ苦労しました。とにかく小さくてつかめないし、穴はきついし。研磨して突っ込んで接着剤で固めようかとも思ったのですが、なんとか面取りをして押し込む感じで取り付けることができました。別パーツじゃないようにはできなかったのかなぁ。
まるで「なにわ専用機」のトワイライトエクスプレス色EF81と組成すると、ベストマッチ。
テールマークの光が盛大に車内に漏れるのがちょっとした課題です。対策をしている人もいるようですがなかなか難しいようですね。車内から導光せず、テールマーク内にチップLEDを仕込んでしまう方法が最も確実かもしれないのですが、現行の構成のままで、LEDへの電流をCRDで制限して「光らせすぎない」というのも案外効果的かもしれません。
買った当初は快調に走ったものの、すぐに走らなくなったTOMIXの南部縦貫鉄道キハ10形レールバス。しばらくぶりに動かしてみたくなりました。
1両は、買ってすぐにモーターが回らなくなって、モーター抜きの付随車状態ですので、もう1両のみを走るようにするのが目的です。屋根の上を指で押すと電気が来るのですが、指を離すと電気が来なくなるようで、どうも各接点部分の接触が不安定なようです。とりあえず分解してみます。
車体枠や基板が経年で少しずつ反って、車軸からの端子板と帯状の端子板などにごくわずかな隙間を作っていたようです。もうこの際なので、接触による集電と決別して、より確実に給電できるようにケーブルを直結することにしました。
0.15mmポリウレタン線を端子板にはんだ付け。
モーターの端子にもケーブルをはんだ付け。
基板からもはんだ付けしたケーブルを出して、それらすべてをつないでしまいます。
さすがに線路・車輪間と、車軸ピボット部分は接触によるしかないのですが、その他の部分はガッツリ電気が流れるようになって、快調に走るようになりましたー。
余談ですが、TNカプラーをやめてKATOカプラーにしてあります。このおかげで、ミニカーブレールC140を2両編成で走ることができるのでした。
もともと車両の向きや連結する順番を覚えるのは苦手だったのですが、最近ますます物事を覚えられなくなってきてしまいました。
このままではありえない編成を組んでしまいそうなので、どの連結器どうしをつなげればいいのかわかるように、目印をつけることにしました。
エクセルで連続した番号を作っただけです。印刷したら、両面テープを裏側に貼って剥離紙を残してハーフカット。ズバッと切ってしまってもいいんですけど、バラバラにするといろいろと大変なので。
こんな感じで、連結器の付近に番号を貼っておきます。
これで、車両の順序も車両の向きも間違うことなく、組成することができます。同じようなことをしている人は当然いるとは思うんですけど、意外と聞かないので小ネタとして記事にまとめてみました。