MICROACE 167系(修学旅行色)にいろいろつけてみた。

2018年10月23日 21時00分 正午の月齢:14.4  月名:十五夜  潮汐:大潮 月齢:14.4[十五夜] 潮汐:大潮
(最終更新日:2019年07月29日)
7年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

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マイクロエースの修学旅行色の167系4両があるのですが、色はきれいだけど飾り気がなくて寂しいので、いろいろとつけてみることにしました。色だけ修学旅行していても面白くないしね。

まずは実車をスキャナに乗せてあちこちを測定します。Photoshopを使って1200dpiでスキャンします。

スキャンする

次にデータをIllustratorで読ませ、幕・サボ等のサイズを決定します。ヘッドマークのデータは、「なかよし」の文字はトレースで作りましたが、その他の部分は1からパスを描きました。

データ作成

ヘッドマークは、一般的な4.5mm径では小さいので、5mmのポンチを買いました。0.3mm厚のプラ板をパカパカと打ち抜いておきます。数百円の安いポンチ(高儀 儀助)だけど、きれいな円ができて超感激。

プラ板打ち抜き

ラベルシートに印刷したものも打ち抜きます。プラ板と同じ5mmで抜きました。あたり取りのトンボをつけていないので、なかなか芯を捉えられない…

表面打ち抜き

それでも何枚か質のいいものができたので、プラ板に貼り付けてヘッドマークの完成です。

ヘッドマーク

まずはヘッドマークをつけてみました。一気に修学旅行列車くさくなってきましたぞ。

ヘッドマーク取り付け

次に側面です。

サボ

愛称名受けの部分には赤字で「なかよし」と書いたものを貼り付けてみました。行先受けのところは「修学旅行」「団体旅行」などもあるようですが、「修学旅行専用」にしてみました。最後に前面の幕に「修学旅行」の文字を入れます。

修学旅行

こんな感じになりましたー。

いつものようにデータを置いておきますので、興味のある人はどうぞ。

円形または四角形の表記類はかなり自由に作れるようになってきました。かつて「砂丘」や四国の急行がつけていた小さめのヘッドマークも作ってみたいものですね。

山陰迂回貨物のヘッドマークとサイドステッカーを作ってみた。

2018年10月21日 21時00分 正午の月齢:12.4  月名:十三夜  潮汐:中潮 月齢:12.4[十三夜] 潮汐:中潮
(最終更新日:2019年08月16日)
7年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

7月の西日本豪雨・台風24号の影響で山陽本線の一部区間が運転見合わせとなったことから、迂回貨物列車が運転されました。どうやらEF64にはヘッドマークがついていたらしく、「ヘッドマークを作ってほしい」という依頼がきました。

「あすか」に引き続き、ヘッドマークを作ります。

マーク制作中

ヘッドマークがふちのないデザインなので、4.5mm径いっぱいに作ります。側面のマークは画像等を参考に寸法を出して作りました。デザイン的にずれが許されないので、ポンチでの打ち抜きがびしっと決まるのは10枚に1枚くらいしかありません。それでも数打っていると使えそうなものが何枚かできました。

山陰迂回貨物マーク完成

今回は手元にEF64があるので、どんな感じになるのか実車で試してみましょう。まずは何もついていない状態から。

マーク装着前

これにマークをつけると…

マーク装着後

いかがでしょうか。それっぽくなったでしょうか。さまざまな出来事を模型というかたちで記録していくのも悪くないなと思いました。

さて、いつもどおりデータを置いておきます。

ご自由に使ってくださいネ。がんばってきれいな円形に打ち抜きor切り抜きしてください。

和風列車「あすか」のヘッドマークを作ってみた。

2018年10月19日 21時00分 正午の月齢:10.4  月名:十日余の月  潮汐:若潮 月齢:10.4[十日余の月] 潮汐:若潮
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マイクロエースより「あすか」が2種類発売されました。

あすか登場時

あすかリニューアル後

マイクロエース 試作品ニュースより引用

「あすか」は、紀勢本線の臨時列車として運転されたときに乗ったことがある車両なのでとても思い入れがあります。展望車のデザインは今の時代でも十分かっこよく、廃車にするのがもったいないほど。

いずれかの製品だけでも所有したいのですが、さすがに値段が高くて手が出せません。半額くらいならなぁ…誰かくれないかなぁ…

さてさて、先日、職場の更衣室で部下のひとりが鉄道模型の話をしていたので、「あすか買った?」と聞いてみたら、「買いましたよぉー。リニューアルと(以下略)」と熱く語ってくれたので、じゃあせめてヘッドマークだけでも作ってみようと思い、Illustratorを立ち上げて作ってみました。いつもはヤッツケ工法で、拾った画像をもとにInkscapeでさくさくとトレースしてしまうのですが、今回はペンツールをかなり使って、ちゃんと作っています。

あすかヘッドマーク制作中

今回はポンチで打ち抜くときの命中率を考えて、周囲にトンボ(?)を書いてみました。4.5mmのポンチなら枠付きで、4mmのポンチなら枠の内側で打ち抜くとぴったりのサイズになると思います。

実車を持っていないけれど、とりあえず作ってみました。まずはプラ板を打ち抜きます。

プラ板打ち抜き

プリントしたものを打ち抜いて貼るとこんな感じ。

ヘッドマーク完成

ところでプラ板は4.5mmなのですが、プリントのほうを4mmと4.5mmの2種類打ち抜いて、作ってみました。なかなか狙いをつけるのが難しいのですが、5枚に1枚くらいは使えそうなものができました。市販品と違っていくらでも量産できるのが気楽でいいよねー。

工法の比較

右が4mmに打ち抜いたもの。周囲に0.25mm幅の段差による枠がある状態です。左が4.5mmに打ち抜いたもの。プリントとプラ板をぴったり重ねる必要があります。今回のデザインは地色が白っぽいので、どちらの工法でもあまり差はないですね。

「あすかを買った」部下にあげたら喜んでくれました。よかったー。

いつものように無償配布するので、ダウンロードしてプリント(薄手の写真用紙のラベル紙、A-ONEの64201が最適だと最近わかった)して、4.5mm径の円形プラ板に貼って、お使いください。でも販売はしないでネ。

4線独立制御のコントローラーを作る。(その8)

2018年10月17日 21時00分 正午の月齢:8.4  月名:九日月  潮汐:小潮 月齢:8.4[九日月] 潮汐:小潮
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完成したのでもうこのまま納品してしまおうと思っていたのですが、あまりにも味気ないので、ラベルを付けることにしました。アルミっぽいカッティングシートにインクリボンのプリンタMD-5000で印刷し、はがれ防止のためにクリアを吹いたものをペタペタと貼っていきます。

ラベル貼り付け

速度つまみの目盛りは、可変抵抗のつまみの動作範囲が300度なので、単に30度ごとに刻んだだけで、あまり意味はありません。

拡大したところ

ON-OFF-ONの方向スイッチは、■で中立を表現したつもりですが、いかがでしょうか。

製品名ラベル

いつも自作の制御機器には仏教くさい製品名をつけていたのですが、今回も仏教っぽい名前を付けました。4つの制御回路があることから、4ぽい言葉はないかなーと探していたのですが、なかなかカッコイイものが見つかりません。そんなとき、ピンときたのが「羯磨金剛」。法具「金剛杵(ヴァジュラ)」を十字の形にしたものが羯磨金剛なのです。中二病全開で個人的には気に入ってます。

4線独立制御のコントローラーを作る。(その7)

2018年10月15日 21時00分 正午の月齢:6.4  月名:七日月  潮汐:小潮 月齢:6.4[七日月] 潮汐:小潮
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いよいよ完成しました。さっそく動くかどうか試してみましょう。電源スイッチをオンにして、つまみを回してみます。

電圧印加

ACアダプタの電圧を直接測ると15.4Vでした。ということで、理論どおり0.6Vほど低い電圧が出力されています。0.1Vくらいの誤差なら全然OK。300円未満の電圧計としては高精度です。

それよりも気になるのは電圧計の表示速度。つまみを回して数字が追随するまでちょっとタイムラグがあります。数字を見ながら、たとえば5Vまで加圧しようとするのは難しいかも知れません。使っているうちにつまみの位置でだいたいの電圧がわかるんですけどね。市販されているパワーパックに電圧計はついていないことを考えると…全然問題ないですね。

新旧比較

最初に作った自動加減速コントローラーと比較してみました。どちらもそれぞれ明確な目的があってデザインしたものだけに、優劣はつけられないなぁ。次に作るとしたら、複線用+転轍機制御のコントローラーか、常点灯PWM制御のコントローラーかな。

それでは車両を動かしてみます。

動力車12重連

12両の動力車をつなげてみました。電流計はないので断定はできないけれど、2.5~3Aくらいでしょうか。こんな無茶をしてもガンガン走ります。さすがに数分間連続で走らせるとケースの底が50~60℃くらいに熱くなってきました。事故防止のためにポリスイッチをつけたほうがいいかな。亀師匠から依頼があったら追加しましょう。

さて、久々にはんだごてを握って工作してみましたが、仕事の合間を縫っての作業は本当に楽しかった印象です。レイアウト作りも一緒ですけど、プランを練って、作っているときがいちばん楽しいんですよね。できあがってしまうと、なんていうか、賢者モードっていうか、「ふぅー」ってなってしまいます。中継信号機や閉塞信号機など、作りたいと思って放置しているネタも多いけれど、さてさて次は何を作ろうかな。

4線独立制御のコントローラーを作る。(その6)

2018年10月13日 21時00分 正午の月齢:4.4  月名:五日月  潮汐:中潮 月齢:4.4[五日月] 潮汐:中潮
7年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

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基板側を作っていきます。頭の中で部品の配置を考えながら、エイヤーと取り付けていきました。

4連基板

コンデンサや抵抗はユニバーサル基板上に配置し、トランジスタのエミッタとコレクタへ取り回しを考えてちょっと長めにケーブルをつなげます。可変抵抗へ行くケーブルやベースからのケーブルもこの時点で用意しておきます。できあがったら基盤を固定します。

接続

シェルとカーネルをつなぎます。ケーブルはもう少し短くてもよかったかな。1個のコネクタでガチャっとつないだりはずしたりできるとカッコイイかななんて思いながら、いつもどおりのモジャモジャな中身になりました。

さて、ちゃんと動くかな。

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