ガソリンスタンドを作ってから、これというアイデアもないまま日数を消費するのもなんだかもったいないので、いつかは作らなければいけない踏切をつくることにしました。
ジオコレの踏切は以前購入したときに痛い目に遭っているので最初から除外。あんなのないほうがマシです。残るはグリーンマックスか津川洋行(LA-8)。グリーンマックスは付属物も充実していて魅力的、津川洋行は塗装以外はなんとか実用に耐えるレベル。けど、どちらも遮断棹が極太で、その他のパーツもどうも太め。しかもどちらの製品も遮断棹や警報機が1対しか入っていない。今回のレイアウト上の踏切は幅員6m道路なので、常識的に考えて遮断棹や警報機が2対必要です。たかが踏切のために1000円近く支出するわけにはいかないでしょ。
というわけで、手持ちの材料で完全自作することにしました。ネットで集めた資料、JRの踏切を観察、阪急の踏切を観察、そして脳内設計。
警報機の柱にはゼムクリップを伸ばしたものを使用。このタイプの警報機は高さ3800mmということがわかったため1/150で25.3mm、余裕を持って28mmで作業します。写真上で白い部分はすべてプラ版積層。点滅灯は丸く切ったプラ板に紙でひさしを作って接着しています。そんなに精密ではないですが、雰囲気は出るようにしました。イメージ確認のため先に黒く塗っています。
遮断棹は0.5mm真鍮線を加工。0.3mmプラ板でカウンターウェイトを作りました。
塗装前、粘着テープに仮止めの状態。白と黒と金と銀。こんな踏切があったらなかなかカッコイイかも知れません。
鉄道カラー黄5号で吹き付け。予想に反して隠蔽力が強く、軽く吹いただけで真っ黄っ黄になってくれました。
防護柵は1枚板ではなく0.3mmプラ板を組んでL字材で作ったように見せています。こんなところどうでもいいですよね…でも妥協できなかったんですー。最近多い黄色1色のタイプです。(ゼブラが面倒だったとも言います。)
遮断棹はゼブラですが、遮断機本体のゼブラはやめました。失敗する率のほうが高い気がしたので。
丁寧なマスキングなどしないで一発勝負で色を差していきました。これもまた雰囲気はムンムンと出ていると思いますが、塗り分け部分がモニョっとしていたりするのであまり近くで見ないでください。30cm離れた場所から見ると、なかなかいい感じと自分では思っています。
なんとか納得できる仕上がりになりました。材料費はほぼ0円ですが、時間はそれなりにかかってしまいました。あとは失敗せずにレイアウトに取り付けられるかどうか…。あー、障検とかクルクルパーとかまだ作ってないですー。
鉄道模型において、レールや車輪のメンテナンスは結構大変な作業です。快楽性もなくひたすら磨く忍耐の作業…架線柱にも引っかかるし。でもサボるとまともに走ってくれない。
そんな作業がイヤになってきたので、集電性向上剤「LOCO」の購入も考えたのですが、やっぱり高い。いろいろと調べているうちに市販の接点復活剤が有効と聞いたので、さっそく飛びつきました。
シリコンハウス共立で見つけた、サンハヤト株式会社製の「接点復活王」ポリコールキング PJK-20。前述のLOCOと同様に、ほんの少しチョンと付けます。車輪に付けてもいいのですが、とりあえずレールに付けました。その後はなじませ走行してハイ終了。
塗る前に800番の耐水ペーパーで軽くレールを磨いておきました。その後塗布して走らせた後レールをさわると、油の皮膜を感じることができます。また塗りすぎると逆効果のようです。
それでもどうしても汚れは発生するので、たまにはレールクリーナーを綿棒につけて拭いてやる必要がありますが、以前よりはずっと楽にメンテナンスできます。
2010年12月5日、3月に開通・直通乗り入れする九州新幹線N700系の試乗会に行ってきました。
青磁色の車体が入線してきました。想像以上に上品で綺麗な色!!
前照灯が尾灯に変わり、案内に従っていよいよ乗車します。
発売時から気になっていた「建物コレクション 商店長屋」をようやく手に入れました。AとBの2つのタイプがありますが、今回はBを選択。
「めし処碇屋」の看板は0.5mmプラ板で作りました。土台はいつものように捨てて、プラ板を使っています。しかしまぁ、看板のセンスが素晴らしい。ドリフ全開で思わず笑いがこみ上げてきます。
屋根の色は、あからさまにブラシでウェザリングしたような跡が気に入らなかったので、ハルレッドで塗ってしまいました。
この長屋は信号場モジュール延長部で使う予定なので、それまで待機です。
以前購入した「建物コレクション ガソリンスタンドB」を使う日がようやくやってきました。ホントはガソリンスタンドAの方が好きなのですが、元々変な形の土地に合わせて建物配置を変えて使うつもりだったので、自由度の高いBを選んでいます。
土台は厚紙に0.3mmプラ板を貼り、Pカッターで筋彫り、プラサフ吹付後にニュートラルグレーとタンをサッと吹いています。塀は切り貼りしてそれなりの形にしました。給油場の屋根は1本足では心細いので補強と水平を出すために1.2mmプラ板で支柱を2本追加しています。
土地の奥行きに余裕がないため、かなり無理矢理詰め込む結果となりましたが、それでもなんとか収まりました。
整備庫の壁を塀のかわりに併用することで、塀の長さの不足を補っています。それでも足りないので、事務所の裏側は塀がありません。
配置すると、こんな感じに。ようやくベニヤ板の露出部分が少し埋まりましたー。