次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その50)・駅舎を仕上げる

2013年09月17日 18時00分 正午の月齢:12.0  月名:十三夜  潮汐:中潮 月齢:12.0[十三夜] 潮汐:中潮
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2分ぐらいで読めます。

さて、以前ある程度作りかけて放置していた駅舎を仕上げるときが来ました。まずは窓からやり直します。

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透明プラ板を重ね合わせてガラス窓にしていたのですが、やっぱりアルミサッシが欲しい。というわけで、いったん外してしまいます。両面テープで固定していて良かったー。

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MD-5000でOHPシートにシルバー印刷。このプリンタだからできる技ですね。メタリックシルバーを使うときはRGBの色指定をR189、G193、B197にしてやります。で、特色印刷。その後剥離防止にトップコートを吹いたのですが、クリヤーを持っていないので半光沢で。クリヤーよりもむしろ自然な、汚れた窓の感じが出ています。

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お手軽かつそれなりの雰囲気で、アルミサッシができましたー。写真にはないですが、トイレの窓は小さいので、より効果的です。

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駅の中を見ると、何かが足りない。それは列車の案内板でした。というわけでパタパタ式っぽくIllustratorで作ってみました。これを取り付けると…

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こんな感じ。覗き込んだらようやく見える、なんとも奥ゆかしいパーツ。んー、でも室内照明をつけるならこれぐらいしておかないとネ。

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最後はこれ、駅名の行灯です。まだLEDは仕込んでいませんが、当然煌々と光ってもらいます。それから、左のほうに少しだけ写っていますが、窓にひさしを付けました。

あとは電飾と屋根の表現。いやまぁもっと色んなところを作りこみたいんですけど、時間がなくなってきましたー。結局いつもどおり、時間配分グダグダ。

583系のカプラーを交換してみた。

2013年09月13日 18時00分 正午の月齢:8.0  月名:九日月  潮汐:小潮 月齢:8.0[九日月] 潮汐:小潮
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2分ぐらいで読めます。

亀師匠から譲り受けた583系。実は今まで走らせたことがなかったのですが、それには理由がありまして。クハネ2両とサロ1両はKATOカプラー密連形Aだったのですが、MM'ユニットは2つともアーノルトカプラーなのでした。

ふと思い立って、カプラーを交換したくなったので、早速購入して実行します。費用もあまりかからないし。

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1つ1つ台車を外し、カプラーを90度ひねって取り外します。マイナスドライバーでばねを押さえながら、組み立てたKATOカプラー密連形Aを挿入。慎重にひねって完了。8つの台車を無事に加工して、ようやく全車両を組成できましたー。

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あ、サロが変なところに入っていますが気にしないで下さい。さて、元々KATOカプラー密連形Aを装備していた3両は屋根がねずみ色(亀師匠のことだからジャーマングレイかな)に塗装されていて、今回デビューした車両の銀色の屋根と調和が取れていません。ということは近日中に屋根を塗る必要があるってことですね。ギンギラ銀の屋根よりも、ねずみ色のほうが現実的ですから。

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以前加工した架線柱。ためしにパンタグラフを普通に上げてくぐらせてみると…

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うほっ、ギリギリ。でもいい感じ。

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遠くから眺めても、やっぱり自然です。まぁいずれ引っかかる車両が出てくるかもしれませんが、そのときはそのとき。

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そんなわけで、また次回からはレイアウト作りに戻ります。「前回以上に規模を大きくしろ」なんて、結構圧力かかってます。大丈夫かな、他に参加者いるのかなぁ。

LM380Nを使ったアンプを20年ぶりに作ってみようと決意。

2013年09月11日 18時00分 正午の月齢:6.0  月名:七日月  潮汐:小潮 月齢:6.0[七日月] 潮汐:小潮
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2分ぐらいで読めます。

かれこれ20年くらい前に粗大ゴミから拾ってきたアンプで、それなりに大きなスピーカー(これももらい物)を鳴らしていたのですが、左チャネルの音が出なくなってしまいました。

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昔はゴミ捨て場にこのようなアンプが落ちていることが珍しくなかったのですが、やがてステレオからミニコンポとなり、さらにはオーディオ機器という概念が希薄化して、ただ音楽を聴くためだけに巨大なハードウェアを用意するということがなくなってしまいました。

実際わが家も、ラジカセもミニコンポも何もなく、ノートパソコンからMP3を垂れ流すだけなのですが、そのノートパソコンからアンプを経由してスピーカーを鳴らしています。

ま、聴くのは初音ミクかショパンか、20世紀のJ-POPくらいなんですけど。

さすがにノートパソコンのスピーカーでは物足りないので、どうにか今までどおりでっかいスピーカを鳴らしたい。そんなわけで引っ張り出してきたのが、これまた20年くらい前に作った自作のアンプ。ICにはLM380Nを使っています。他にもこの時期にはTA7230やTA7233といったICを使っていろいろなアンプを作ったものです。

その中でもLM380Nで作ったアンプは十分なパワーがありつつまろやかな音で、どの音域も変に誇張することなく、まるで真空管アンプのような音が出ます。って、真空管アンプの音がどんなものか知らないんですけど、なんとなく。

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長い間物置の中に放置していたので、動くかどうか心配だったのですが、12Vの電気を流してやると何事もなくスピーカーを鳴らしてくれました。10kΩ Aカーブの可変抵抗は手持ちがないので、とりあえず100kΩ Bカーブのをムリヤリつないで。

ただ、ユニバーサル基板が劣化しているのか部品の劣化なのか元々なのかわかりませんが、基板に触れたり可変抵抗のツマミを触ると、ブーンとノイズが乗ります。何も触らないときでもかすかにノイズが乗っています。それだけが気になるのですよ…

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これを機会にもう一度LM380Nでアンプを作り直そうと思ったところ、このICが今となってはなかなか手に入らないことがわかりました。でもないわけじゃないみたい。それと、回路図を検索してみたら「LM380革命アンプ」「LM380非革命アンプ」なんてものが引っかかってきて、どうやら数年前に結構話題になったようです。

材料費は見栄えにこだわらなければたぶん1000円もかからないので、ちょっと部品を集めて納得のいくものを作るとしましょう。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その49)・レールの研磨

2013年09月10日 18時00分 正午の月齢:5.0  月名:六日月  潮汐:中潮 月齢:5.0[六日月] 潮汐:中潮
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2分ぐらいで読めます。

ひとまず架線柱を外して、今日はバラストの塗装の際にレール踏面に付いた塗料を研磨して落とします。

よく「紙やすりで磨いてはダメ」なんてことが書かれていたりするのですが、さすがに塗料が付いていたり、長年放置していて酸化したレールは物理的に磨かないとどうしようもありません。それに、TOMIXのレールの断面は、ほんの少しですが中央部分がへこんでいて、大げさに言えば凹のようになっています。で、そこに塗料が入り込むわけですね。そんなわけで、踏面を平滑にしておきましょう。

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手順はシンプルで、

  1. 耐水ペーパー#400で、表面の酸化皮膜や塗料を落としながら平滑になるまで研磨。
  2. 耐水ペーパー#800で仕上げ研磨。荒目が残らないように。
  3. ごく薄く、接点復活剤を塗布し、拭き上げ。

という感じ。接点復活剤を塗るのは再汚損防止が目的です。中には#2000で鏡面仕上げにする人がいるようですが、そこまでするほどではないんじゃないかな。あと、レールのつなぎ目部分はどうしても取りきれない汚れがありますが、レールクリーナーで手入れをしていたらそのうち取れてくれると信じましょう。

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ところで、本当に鏡面仕上げにしてしまうと接点復活剤が皮膜を張れない気がするんですよね。そういう点でも#800の耐水ペーパーはちょうどいいと勝手に思い込んでいます。ちょうどエンジンのシリンダーをホーニング加工したときに鏡面仕上げにせず、クロスハッチを刻む感じ…なんて書いてもクルマに興味がない人にはかえってわかりづらいかも知れませんケド。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その48)・新工法で架線柱の短縮

2013年09月07日 18時00分 正午の月齢:2.0  月名:三日月  潮汐:中潮 月齢:2.0[三日月] 潮汐:中潮
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2分ぐらいで読めます。

以前、「次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その41)・架線柱の高さ」で、KATOとTOMIXの道床の高さの違いを考慮しても、あまりにも架線とパンタグラフが離れている状態だと書いたのですが、これを解決する新工法を試してみます。

今まではTOMIXの架線柱を永久固定していたのですが、今回KATOのを使うのを機会に、取り外しが簡単にできるようにします。

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最初に考えた工法が、「オリジナルの土台の角穴に、差し込み部分をちょん切った架線柱を接着剤固定」する方法。架線柱に対して土台の穴が大きすぎるので、あまりにも不安定すぎてボツ。

次に「オリジナルの土台の角穴をφ3mmに拡張し、プラパイプ(外径3mm・内径2mm)を埋め込み、差し込み部分をちょん切った架線柱を差し込んで固定」する方法。

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プラパイプの内径が規格以上に大きくて、2.3~2.5mmくらいあるので、穴がガバガバ。マスキングテープでも巻きつけて調整しようかと考えましたが、抜き差しするたびに劣化しそうなのでボツ。

どうせなら、元々の土台と差し込み部分を生かしたいと考えて、新工法に挑戦してみます。

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柱の中間部分の長さを詰めるのですが、材質的に接着剤は使えないので、熱収縮チューブを使ってつなぎます。まずは柱を6mmカット。

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ライターで炙って熱を加え、締めていきます。

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当たり前ですが、土台にはピッタリとはめることができます。

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無事完成しましたー。スカイグレイで塗装したところ、色・ツヤともに違和感なく仕上がりました。

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欠点というほどではないのですが、必ず塗装が必要な点と、チューブの剛性だけで繋がっているので妙な弾力性がある点はどうしようもないのですが、逆に何かに引っ掛けた場合でもいきなり折れることはないでしょう。加工に必要な時間も1本あたり数分で済むので、量産も問題なしですヨ。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その47)・キハ47播但色を乗せてみた

2013年09月04日 18時00分 正午の月齢:28.6  月名:二十九日月  潮汐:大潮 月齢:28.6[二十九日月] 潮汐:大潮
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バラストやレールといった地味な作業ばかりだったので、気分転換にキハ47(JR西日本更新車・播但線)を乗せてみましたー。

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あらま、なんかカワイイ。

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そう言えば、長いこと気動車に乗っていないなぁ。いや、大阪→姫路で「はまかぜ」使ったか。

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ピントがかなり奥で合ってしまいました…

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今回の記事は中身ありません。写真だけですー。

最終的には架線柱を建てるので、架線柱のない非電化な雰囲気は今でしか味わえません。非電化レイアウトも魅力的なんですけど、電車・電気機関車を走らせられないし。いや模型ですから走ることは走りますが、架線柱がないのに電車を走らせるのがキライなんです。架線を張るのは無理だとしても、せめて架線柱がないとネ。

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