機構としては完成したキハ55のカメラカー。ただし、画質に大いに不満があるので徹底的にチューニングを施すことにしました。
最初の課題は窓枠に蹴られることの解消です。元々貫通扉の窓は小さく、少々画像が蹴られてもそれはそれで運転台にかぶりついている臨場感はあるのですが、せっかくなのでエクステリアを犠牲にしても「映像を見せる」仕様に方針を変えます。
左右の窓と同じくらい貫通扉の窓を大きくしました。細かい傷は塗装が必要ですネ。左右の窓との柱部分はできる限り細くしました。
一見違和感がある顔つきですが、すぐに慣れます。
さて、効果は?
左が加工前の直線区間映像、右が加工後の直線区間映像です。加工前は左右が少し蹴られていますが、加工後は下も蹴られています。失敗?!
いえいえ、実は1.5mm程度カメラの搭載位置を後ろにずらした(台座の中心とカメラの中心を合わせた)ために可視範囲が変わったためです。カメラの搭載位置を後ろにずらした理由は次回にお伝えします。少し蹴られ量は増えたものの、逆に窓枠感が強調されていい感じになりました。
左が加工前の曲線区間映像、右が加工後の曲線区間映像です(ともにC243通過時)。加工前は太い影に進行方向の一番見たい部分が隠されてしまったのですが、カメラ搭載位置を下げたのと柱をできる限り細くした効果で気にならない画質になりました。また、コーナリングのたびに左右の柱が出てくることでカメラの首振りを体感できるので、演出としてはバッチリ。
最終章。毎晩3時ごろまで起きて戦い続けるのも今夜が最後。結論から言うと、完成しました。
カメラと本体を結ぶ線が固すぎたので、最初に目を付けたのはイヤホンの線。被覆を剥くと2本の細いケーブルがありました。このうち赤い線は、極細の赤いエナメル線が撚ってあって、はんだ付けが困難なことが予想されたので、色のついていない線を選びます。(とはいうものの、はんだの乗りは非常に悪く、冷静に考えると透明のエナメルが塗られていたかも知れません。)
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回転台座にカメラを接着してボディーをかぶせました。カメラと本体を結ぶケーブルが、やたらと固いのが気になりますが…
一応首は振ってくれます。しかし様々な問題が見えてきました。
さらに、台車から伸びている2本のプラ棒がぐらぐらしてきて、最終的には取れてしまいました。固いケーブルで動きが渋いカメラを旋回させているうちに接着剤が取れてきたのが原因です。台車の材質は難接着性であることは最初から理解していたのですが、やはり無理だったか…
ということで、プラ棒はやめて、ビスにしました。台車を車台に取り付けたあと、上からリンクを貫いて台車枠まで貫通させます。
これでリンク機構はなんとかなりそうです。ついでにブラケットも作り直して、ロッド連結穴間隔を8.0mmから6.0mmにして角度増幅効果を高めました。
次は、ケーブルをやわらかいものに取り替えるのと、集電関係です。単3形充電池搭載計画は延期です。「もう固定カメラにしてしまおう」という小悪魔のささやきが深夜3:30の脳細胞に聞こえてきます…
リンク機構の作成part2。カメラを回すブラケットを作ります。
手頃なワッシャーがあったので、旋回範囲を考えながら位置決め。元々穴が開いているので自動的に軸の位置が決まってくれます。
φ0.9mmピンバイスで下穴をあけ、φ2.0mmのドリル刃を握って穴あけ。その後φ2.5mmのドリル刃でリーミング。
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さて、ホントならリンク機構を作成する続きのはずですが、ちょっと寄り道して別のことをやってみます。(トレインスコープ自体が、レイアウト制作からの寄り道なんですけど。)
トレインスコープ TC-9の付属の電池は、使っているうちにだんだん弱ってくるという噂。ここは単3形の充電池をどうにかして使いたいところです。単4形でもいいのですが、家には単3形しかないし、汎用性や容量を考えるとどう考えても単3形しかないです。
と、いうわけで、脳内設計図もまとまらないままに早速実行に取り掛かります。まずは本当に単3形電池が載るかどうか試してみます。
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