Canon LBP-1110による印刷でCAPTがトロイの木馬として検出される。

2012年05月13日 01時48分 正午の月齢:22.2  月名:弓張月(下弦)  潮汐:小潮 月齢:22.2[弓張月(下弦)] 潮汐:小潮
(最終更新日:2019年09月04日)
13年前に投稿 | ウェブ・IT関係 | コメントはありません

2分ぐらいで読めます。

モノクロ書類の印刷にサーバー経由でCanon LBP-1110を使っているのですが、数日前に久しぶりに印刷を実行すると、AVG Free 9でトロイの木馬が検出されるようになりました。(XPのマシンのAVG2012は今のところ何ともないです。不思議なものですね。)

「トロイの木馬Agent3.BOQS オープン時に検出されました」と表示されています。

avg1

CAPTが関係していることはすぐにわかりました。CAPTそのものは、

CAPTプリンターの印刷の仕組みは、パソコンのCPUを利用して印刷データを生成する(ホストベース)ものです。パソコン側で印刷データの処理を行うため、プリンター側にはメモリ増設の必要がありません。印刷の際には、パソコンからプリンターのステータスをチェック(用紙なしや紙詰まり等)しながら印刷データを送るので、パソコンとプリンターとの間で双方向の通信が必須となっています。

CAPTプリンタをネットワーク環境で使用する場合の注意点

という、プリンタ側ではなくローカルのPC上で印刷用のデータを作る仕組みなのですが、この特殊な動作が災いしてWindows XP sp2以降のファイアウォールに阻まれたり、今回のようにウィルス誤検出を起こしたりするようです。

そこで、AVGに例外処理を入力して誤検出しないようにしてやります。

avg2

常駐シールドの例外管理にパスを追加してやりましょう。

avg3 avg4

「常駐シールドディレクトリ除外」のところに

\\server\print$\w32x86\3\
\\192.168.1.2\print$\w32x86\3\
c:\winnt\system32\spool\drivers\w32x86\3\

「除外されたファイルの」ところに

\\server\print$\w32x86\3\CAPPSWK.EXE
\\192.168.1.2\print$\w32x86\3\CAPPSWK.EXE
c:\winnt\system32\spool\drivers\w32x86\3\CAPPSWK.EXE

を入力しました。サーバーのパス2種類(コンピュータ名とIPアドレス)とローカルのパスです。ディレクトリとファイルの両方を指定する必要はないと思いますが、手間としてはほとんど変わらないのでとりあえず入れておきました。

必ず発生するかどうかもよくわからない現象なのですが、もし同じような症状が発生すればこの方法でなんとかなると思います。

ユニバーサルセレクタ(全称セレクタ)が結局使いやすい。

2012年05月10日 18時00分 正午の月齢:19.2  月名:更待月  潮汐:中潮 月齢:19.2[更待月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2019年09月04日)
13年前に投稿 | ウェブ・IT関係 | コメントはありません

3分ぐらいで読めます。

現在使っているWordPressのテーマファイルは、5~6年前に別のテーマファイルを改造して作ったものなので、CSSの記述にユニバーサルセレクタは使っていないのですが、それ以降のウェブサイト構築やWordPressのテーマを作るときにはだいたいユニバーサルセレクタを使っています。

screenshot-susu.cc

しかしながら、ウェブサイトの作り方っていうのは流行があって、旬を過ぎた作り方だとなんとなくダサいイメージがあるのが現実です。ユニバーサルセレクタもそんな流行遅れの烙印を押された手法ではあるのですが、果たしてそんなに悪いものなのか。とりあえず考察してみましょう。

まずはいろいろなサイトを読み漁ってみます。

時系列的には、

  1. ユニバーサルセレクタでブラウザが元々持っているデザインをリセットしてしまおう。ゼロからデザイン再構築。
  2. いやいや、全部のデザインをリセットすると、よい部分(特にform周りのデザイン)まで影響するから要素ごとにリセットしよう。リセットCSSっていうのもあるよ。
  3. いやいやいやいや、リセットなんて古いよ。せっかくもともとのデザインがあるんだからそれを生かそうよ。ノーマライズだよ。必要な部分だけCSSを書こう。

という感じですかね。いろいろな考え方があるのは承知の上で、体質的に3番の方法は受け入れられません。絶対ムリ。思い描いているデザインを再現できないし。

2番のリセットCSSには一定の理解を示せるものの、何をどのようにリセットするかが中途半端。そもそもたかがリセットするだけなのにCSSの記述量が多すぎて。さくっとリセットして必要な要素やクラスをガシガシと書くほうが絶対効率よさそう。

ということで、やっぱりユニバーサルセレクタ。ウェブ制作の流行というよりも、コンセプトの相違でしょうね。どれがいいとか悪いとかではなくて。

さらに、まことしやかに語られるユニバーサルセレクタの弊害「レンダリング速度の低下」ですが、どうも全然影響がないようです。むしろ速くなったという検証結果もあって実に興味深い。ユニバーサルセレクタ愛好家としてはとても心強い結果になりました。

どうせ当分HTML5に移行せずにXHTML1.0 strictのままだし、CSSも従来どおりでいいんですー。

WordPressプラグイン「Add Meta Tags」の文字化けを修正する。

2012年05月09日 18時01分 正午の月齢:18.2  月名:寝待月  潮汐:中潮 月齢:18.2[寝待月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2019年09月17日)
13年前に投稿 | WordPress | コメントはありません

2分ぐらいで読めます。

Add Meta Tagsについて語る前に。

プラグインSociableとWP-OGPを停止しました。Sociableは吐くコードが汚らしい(設定ミスや理解不足だったらごめんなさい)と言う理由で、WP-OGPは「いいね」ボタンがいらないんだったらコレもたぶんいらないよね、という理由です。プラグイン作るんだったらvalidなソースを書いてほしいというのは欲張りなんでしょうか…。(同様の理由でWP-PageNaviも停止しています。)

さて、Add Meta Tags。久々にW3C Markup Validation Serviceでチェックしてみると、サイトを読み込めないエラーが発生しました。どうも変な文字コードが入っているらしい。さっそく原因を突き止めると、【WordPress】「Add-Meta-Tags」と「WP-OGP」で文字化けが起こる不具合に行き着きました。

meta[description]は文字数をN文字で丸めているみたいだけど、文字丸めの関数がマルチバイトに対応してなくて、N文字目が日本語の記事はUTF-8 invalidな文字に変換されるけど、N文字目がシングルバイトの文字はUTF-8 validになるから、記事ごとに文字化けしたりしなかったりというメカニズムじゃないかと推測。

ということで参考どおりにプラグインを数ヵ所編集したら、どうやら上手く動いてくれたようです。

strip_tags(substr($posts[0]->post_content, 0, $excerpt_max_len));

strip_tags(mb_substr($posts[0]->post_content, 0, $excerpt_max_len, 'UTF-8'));

unicodeは、いい意味での多くの可能性を持っている代わりに、サロゲートペアなどトラブルの可能性もたくさん秘めている恐るべき文字コードだなぁと再認識。WordPressとプラグインに何もかもお任せ状態のウェブサイト構築ばかりしていますが、今回のようなことがあるとたまにはチェックも必要だなと痛感するのでした。

WordPressプラグイン「qTranslate」で多言語化してみた。

2012年05月08日 18時00分 正午の月齢:17.2  月名:居待月  潮汐:中潮 月齢:17.2[居待月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2019年09月17日)
13年前に投稿 | WordPress | コメントはありません

3分ぐらいで読めます。

前回の記事において紹介した京津文化フォーラム82のサイトは当初から多言語化を企てていたのですが、いくつか多言語化のプラグインはあるものの、使いやすそうだなと思ったのが「qTranslate」です。

一般的な投稿・固定ページ画面はこのような感じ。

normaltemplate

プラグインを有効化すると、このようにタイトルと入力タブが多言語化。

qttemplate

これで、入力していきます。

言語の切り替えはウィジェットに配置するか、テーマファイルの任意の場所に、「<?php echo qtrans_generateLanguageSelectCode('●●●●'); ?>」を書きます。●●●●のところは「text」「image」「both」「dropdown」と選択できますが、bothにしてみました。(ウィジェットの場合は「Text only」「Image only」「Text and Image」「Dropdown Box」のうちのText and Imageです。最初は直接記述していましたが、その後ウィジェットに改めました。)

また、設定画面の中のAdvanced Settingsの項目にURL Modification Modeという項目があり、

  • Use Query Mode (?lang=en)
  • Use Pre-Path Mode (Default, puts /en/ in front of URL)
  • Use Pre-Domain Mode (uses http://en.yoursite.com)

という感じで3タイプのURLの書き方を選ぶことができます。今回はいちばん使いやすい(だろうと思う)Query Modeにしてみました。

あと、ブログのタイトルやリンクなど、多言語化されていない入力欄については、「[:ja]ブログタイトル[:en]weblog title」のように書くことでちゃんと処理してくれます。テーマファイルに直書きで言語選択させたい場合は「<?php _e("<!--:ja-->フィード<!--:--><!--:en-->feed<!--:-->"); ?>」のように埋め込むことで実現できます。

それからAnother HTML-lint gatewayでチェックしてみると、言語切り替えスイッチの中に空のdiv要素が生成されていて減点されるので、直接プラグインのファイルを編集してこのdiv要素を出力する箇所(2ヵ所)を削りました。それがどのような影響を及ぼすのかよくわかりませんが、少なくとも言語切り替えにbothを選択している限りでは大丈夫なような気がします。(dropdownはもしかしたら影響あるかも…)

参考にしたサイトはここらへん。

こんな感じで、初の多言語対応は無事に終わりましたー。

「京津文化フォーラム82」のウェブサイトを作り直しました。

2012年05月05日 00時16分 正午の月齢:14.2  月名:十五夜  潮汐:大潮 月齢:14.2[十五夜] 潮汐:大潮
(最終更新日:2019年09月02日)
13年前に投稿 | ウェブ・IT関係 | 1件のコメント

1分ぐらいで読めます。

京津文化フォーラム82は、ボクが主催しているNPOなのですが、久々にforum82.comのウェブサイトを見てみると…まったく別物になってしまっていました。相当ショックを受けました。

約10年使い続けてきたドメインforum82.comの取得・管理は誰か(あまりはっきり覚えていない)に任せていたのですが、たぶん更新されなかったので失効してしまったのでしょう。とにかくこのまま放置しておくわけにはいかないので、さっそく新たにforum82.netドメインを取得しました。

実はforum82.netドメインは以前に取得したことがあって、まだNPO法人化する前に各種準備のために取ったことがあるのです。そして10年近く経過して、再び取得したわけです。

さて、以前は普通にhtmlを書いて作ったのですが、もう最近はWordPress以外でサイトを構築する気がなくて、今回もWordPressで作りました。これで更新(あまりしないけど)がラクになるし、複数の人間で管理することも容易にできます。

forum-old forum-new

デザインは従来の色調を継承しながら、より80形を意識した色使いでまとめてみました。また最大の特徴は、英語と日本語の切り替えができること。以前は日本語の記事の下に英語の記事を載せていたので、どうしても冗長な感じがぬぐえなかったのですが、今回は完全に切り替え式にしています。

Firefox12でWindows2000に対しての緊急告知の消し方

2012年04月28日 00時50分 正午の月齢:7.2  月名:弓張月(上弦)  潮汐:小潮 月齢:7.2[弓張月(上弦)] 潮汐:小潮
(最終更新日:2019年09月17日)
13年前に投稿 | Windows | 2件のコメント

2分ぐらいで読めます。

次々とアップデートされるFirefox。いつの間にか勝手にFirefox12になって、ついにWindows2000に対して最後通告してきました。我が家のパソコンも半数がWindows XPになったものの、まだまだWindows2000は捨てられません。

しかもこの警告が実にうざい…

緊急告知

起動時などにちょくちょく出てきて、イヤになります。「OSを更新する」なんて簡単に言われても困るよホントにモー。

というわけで、なんとかして消したいと考え、まずはabout:configを掘り返しました。すると、

extensions.firefox-hotfix.unsupportedOSLastPrompt

が怪しい。やったー! どうやら解決…けど、この数字はいったい…。ちょっと値を変えるのに躊躇します。もうちょっと情報を集めてみましょう。結局たどり着いたのはWindows2000の守護神・黒翼猫氏のサイトでした。さすがです。「2000でFirefox12を使っていると定期的に警告が出る仕様について」に解決方法が書いてあります。せっかく自力でいいところまでいけたのに。はぁ。

アドオン無効化

勝手にアドオンを突っ込まれていたみたいです。こういう手口キライです。さっそくアドオン「Firefox Notification Hotfix」を無効化して、快適になりましたー。

もしかしたらFirefox12よりも、Firefox11のほうが都合がいいかも知れないので、Firefox11をダウンロードしておきます。旧バージョンのダウンロードから入っていっても旧バージョンはダウンロードできないのですが、URLをごにょごにょしてhttp://download.mozilla.org/?product=firefox-11.0&os=win&lang=jaからダウンロードできました。一応お守り代わりということで。

お金のある人や、Windows2000をここまで愛していない人は、そろそろOSを乗り換えたほうがいいかも知れませんネ。

Translate »