双眼実体顕微鏡の落射照明を自作する。(後編)

2012年09月26日 18時00分 正午の月齢:10.4  月名:十日余の月  潮汐:若潮 月齢:10.4[十日余の月] 潮汐:若潮
13年前に投稿 | できるかな | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

LEDを取り付けて配線しましょう。

LEDの仮設置

電源には12Vを使うため、LED4個を直列につないだ回路を3本並列にします。90度ごとにLEDをつなぎ、もし1系統が切れても当分使い続けることができるようにしておきます。当初は普通のケーブルを使うつもりだったのですが、3系統のケーブルがかなりのボリュームになりそうなので、ポリウレタン線に変更しました。

ポリウレタン線による配線 完成した発光側

LEDを差し込んだら周囲に瞬間接着剤を流して固定します。

側面図

配線を隠すことは全然考えていなかったので、とりあえずむき出しのままです…

さて、顕微鏡に取り付けてみましょう。

顕微鏡に取り付ける

問題なく取り付けることができました。それでは光らせてみましょう。わくわく…

光らせた状態

煌々と輝く12個の高輝度LED。対物レンズよりも後退した位置から照射していますが、あまり問題ないようです。

上部の光漏れ具合

上のほうにも光は漏れていますが、あまり支障はありません。

照射範囲

あまりにも明るく光るので調光できるようにしようと考えていたのですが、接眼レンズをのぞいてみるとちょうど良い感じの明るさです。観察範囲をしっかり照らしてくれます。

さあこれでいろんなものをのぞきながら、あんなことやこんなことをするのだー。

双眼実体顕微鏡の落射照明を自作する。(前編)

2012年09月25日 18時00分 正午の月齢:9.4  月名:十日月  潮汐:長潮 月齢:9.4[十日月] 潮汐:長潮
13年前に投稿 | できるかな | コメントはありません

2分ぐらいで読めます。

先日買った双眼実体顕微鏡。一般的な顕微鏡は観察物の下から光を透過させて観察しますが、光を透過しない観察物を観察する顕微鏡では、対物レンズ側から照明する「落射照明」を使います。買うとそれなりに高いもの(L-65L-711)なのでポンと買えるはずもなく、当然のように自作することになりました。

本格的な落射照明は顕微鏡本体と鏡筒の間にハーフミラーを使った落射照明ユニットを取り付けて、観察物の真上から光を当てる構造なのですが、そんな凝った芸当はできないので、普通に対物レンズの辺りから光を当てることにします。とはいうものの、あまりショボいものをつけるのも納得できないので、安くてかっこよくて実用的な落射照明を目指します。では早速設計から。

ボルト穴

ちょうどいい場所にボルト穴が開いています。純正の照明ユニットを取り付けるための穴でしょうか。これを活用することにしました。

図面の貼り付け

いつものようにIllustratorで作図した図面を両面粘着シートで貼り付けます。当初はLED8個でいいかなと思ったのですが、結局12個に変更。素材はプラ板では面白くないのでアルミ板を使います。板厚は2mmか3mmかで迷ったのですが、どうせならしっかりしたものを作ろうと考えて3mmにしました。(あとで苦労する羽目に…)

連続穴による粗加工

ドリルで連続穴を開けて、その後金のこで切っていく工法で作業を始めたのですが、3mmの厚さはかなり手ごわく、1つの穴を開けるのにもそれなりに時間がかかります。最初は2.5mmの刃で開けていたのですが、つい送り速度を速めたところドリルが折れてしまい、5.5mmに変更して作業。

切削完了

あとはひたすらヤスリで形を整えていきます。何時間もごしごし…ほんっっっとに疲れました。

仮設置

仮設置してみます。ボルト穴を少しリーマーで広げて、鏡筒上下微動ラックと干渉する部分を少し削りましたが、ほぼ当初の設計どおりになっています。実際にはLEDの発光面と対物レンズフィルター部分の高さを揃えるために、ボルトで固定している部分にスペーサーを入れたほうがいいかも知れません。

間隙確認

狙い通り、わずかな隙間を保っています。対物レンズの倍率を変えるときも照明ユニットは干渉しません。がんばって削った甲斐がありました…。

セラの全国大会に行ってきました。

2012年09月24日 08時26分 正午の月齢:8.4  月名:九日月  潮汐:小潮 月齢:8.4[九日月] 潮汐:小潮
13年前に投稿 | 分類無用 | コメントはありません

2分ぐらいで読めます。

かつて所有していたトヨタ「セラ」。生産終了から17年くらい経っているのでもはや絶滅寸前ですが、トヨタが誇るバブル経済の象徴であり、言わずと知れたガルウイングドアを備えた名車です。セラを手放して7年以上経ちますが、今でもSERA GULLWING FREAKSから全国大会の案内が送られてきます。

2012年9月22日、今年はどうにか都合がついたので参加することができました。そのときの様子をご紹介しますね。

sera2012_10

これだけセラが集まるのを見たのは何年ぶりでしょうか。未来永劫セラのようなクルマは作られることはないでしょう。生活道具に成り下がった現在のクルマでは味わえないインパクトに強烈に萌えます。もうこの時点で「もう一度セラに乗りたい。」って思ってしまいました。

いまだに所有している人たちは筋金入りのセラ中毒ですので、いろいろと改造しています。維持するだけでも大変だということは自分自身の経験から容易に理解できるのですが、さらなる改造を重ねて個性を撒き散らしているセラたちを見ると胸が熱くなります。

sera2012_02 sera2012_03 sera2012_04 sera2012_05 sera2012_06 sera2012_07 sera2012_08 sera2012_09 sera2012_11 sera2012_12 sera2012_15 sera2012_16 sera2012_17

普段乗っているヴォクシーが、「背が高い」「重い」「8人乗り」「普通のクルマ」などのキーワードで語れるとしたら、セラは「背が低い」「軽い」「4人乗り」「ヘンなクルマ」という正反対の要素の塊です。かつてこんなクルマに乗っていたことが信じられないような不思議な感覚を味わいました。ただ、「夏は暑く、冬は寒い。」「とにかく走るだけで楽しい。」ことははっきりと覚えています。

sera2012_13 sera2012_01 sera2012_14

セラの大会では「色ごとに分けて並べてドアを広げて写真を撮る」というのが伝統行事となっているのですが、今回もこのように派手なパフォーマンスをしていると、ちらほらと一般人が見ていました。この「人に見られる」というのが実に心地いいんですよね。

あー、セラほしいよー。

WordPressに、human_time_diffで投稿からの日数を表示する。

2012年09月20日 18時00分 正午の月齢:4.4  月名:五日月  潮汐:中潮 月齢:4.4[五日月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2019年09月17日)
13年前に投稿 | WordPress | 1件のコメント

1分ぐらいで読めます。

いろいろなサイトを見ていると、投稿からの時間や日数が書かれているのを目にすることが多くなった気がします。(Facebookにも表示されていますね。)

当ウェブサイトにも導入して、ちょっと高機能を演出してみましょう。使い方は簡単で、テーマの任意の場所に次の一文を入れてやります。

<?php echo human_time_diff(get_the_time('U')get_post_time('U', true), $to) . '前'; ?>

「○時間」や「○日」と表示されるので、'前'をつけていますが、'経過'でもいいと思うし、'熟成'でもいいと思います。←「この記事は投稿から30日が経過しています」みたいな機能をつけたい

たとえ365日以上経過した記事でも「○○○○日前」と表示されてしまうのですが、いじれば対応可能のようです。←相対的な経過時間を表示する WordPress 関数 human_time_diff()

Firefoxのキャレットブラウズモードを無効にしてみた。

2012年09月19日 18時00分 正午の月齢:3.4  月名:黄昏月  潮汐:中潮 月齢:3.4[黄昏月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2019年09月04日)
13年前に投稿 | ウェブ・IT関係 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

Firefoxを使っていて、日本語入力中にカタカナにするときはF7を押して変換してやるのですが、IMEがオフのときにF7を押すと、キャレットブラウズモードに切り替えるダイアログが立ち上がってしまいます。どうせキャレットブラウズモードに切り替えることなんてないので、この機能を無効化したいっ! と思って調べたら、やっぱりできるようです。手順は以下のとおり。

ロケーションバーからabout:configを開いて、accessibility.browsewithcaret_shortcut.enabledをfalseにしてやれば、F7でキャレットブラウズモードに入らなくできるようです。

もじら組フォーラム Re: F7キー(キャレットブラウズ)の割り当てを変更したい

というふうに、簡単に解決しました。

about:configは、ホントよくできていますなぁ。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その37)・かわいい駅舎をつくろう

2012年09月18日 18時00分 正午の月齢:2.4  月名:三日月  潮汐:中潮 月齢:2.4[三日月] 潮汐:中潮
13年前に投稿 | 鉄道模型 | 1件のコメント

1分ぐらいで読めます。

本当は窓ガラスを入れるべき工程なんでしょうが、ガラスの表現がどうも上手くいかないのであっさりとあきらめて、改札口周辺を作りこんでみました。

待合椅子

島式ホームセットの余ったパーツを使って、ベンチを作りました。ポスター類は同じセットの既存のものです。

みどりの窓口

窓口の上部に「きっぷうりば」の表示を。一応Illustratorで作り上げたんですよ。

自動券売機 自動券売機

自動券売機はネット上で見つけた国鉄っぽいものを使いました。運賃表は東海地区のものですが、このあたりはムードが出ればOKとしましょう。

女子便所 男子便所

便所の部分にはピクトグラムを。うぅ、小さくて貼りにくい。女子用は外から見えるので貼った効果はあると思うのですが、男子用なんて絶対見えないですー。

Translate »