次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その27)・駅に光を

2012年08月21日 18時27分 正午の月齢:3.8  月名:黄昏月  潮汐:中潮 月齢:3.8[黄昏月] 潮汐:中潮
13年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

頑張って作った2個のLED行灯式駅名標ですが、うっかり抵抗なしで12V印加してしまって一瞬にして1個死んでしまいました。このガッカリ感を埋めるために、他の行灯化できそうなパーツにも手を入れることにしました。

回路を作る

前回同様の方法で1608チップLEDにすずめっき線をはんだ付け。今回は抵抗器本体と曲げる箇所の間隔が狭くて、ピンセットで把持しながら曲げることができないので、あらかじめ先端を曲げておいたすずめっき線をはんだ付けします。とてもやりにくい…

番線表示のLED回路 番線表示のLED回路

とまぁ、少し苦しんだものの、無事回路が完成しました。

番線表示のLED回路・サイズ測定

こんな感じで、1.6mmのLEDの両端にケーブルを付けても3mmの幅です。小さいなぁ。それから時刻表や番線表示もデザインしました。一応、列車の時刻なんかもきちんと書いているんですよ。印刷したらつぶれて見えないケド。

各種サイン

そんなわけでもう少し電飾系の作業が続きます。

フリー幼児フォント「まあやふぉんと」

2012年08月19日 18時15分 正午の月齢:1.8  月名:二日月  潮汐:大潮 月齢:1.8[二日月] 潮汐:大潮
(最終更新日:2023年11月12日)
13年前に投稿 | 分類無用 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

maayafont-sample

「いおりふぉんと」「いおりふぉんと2」「かなふぉんと」に続く、園児フォント。現役幼稚園児・真綾の手書きフォントです。

4歳なのに言語能力が高い真綾ですが、さすがにカタカナを書くことはできませんでした。読むのが精一杯のようです。そのかわり、サンプルを2回書いてもらって、それをカタカナの欄に収録しました。まだ字が安定していないので、おかしな字が随所に見受けられますが、ありのままの幼女の字をお楽しみください。

さて、少し書いておきます。

  • 再配布・商用利用は自由ですが、著作権は放棄していません。
  • 販売はしないでください。どうしても金儲けの道具にしたい場合は、ご連絡ください。
  • 改造せずにありのままのヘタ字をお楽しみください。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その26)・駅に光を

2012年08月18日 14時17分 正午の月齢:0.8  月名:新月  潮汐:大潮 月齢:0.8[新月] 潮汐:大潮
13年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

2分ぐらいで読めます。

前回、「細かい部分はまだまだ加工していきたいのですが、あまり駅(しかもプラットホームだけ)に時間をかけるわけにもいかないので、照明の配線を終えたら駅舎の作成に取り掛かるとしましょう。」と書いたものの、早速細かい部分が気になりました。そんな矢先はんだごてが壊れてしまい、しばらく作業できなかったのですが、ようやく新たなこてを購入したので作業再開です。

新しい武器は太洋電気産業のCXR-31

cxr-31

さて、今回作るのは行灯式駅名標です。元々の駅名標はただの看板のようなものなのですが、ここはやっぱり行灯のほうがいいですよね。

現行の駅名標

さて、またまたチップLEDを使うのですが、配線とブラケットを兼用するために0.4mmすずめっき線を使います。これをLEDの長手方向に付けるのですが、いつもの0.26mmポリウレタン線よりも難しい…

LEDの配線

すずめっき線の剛性が高くてLEDの端子部分に応力が集中するため、取り扱いはとてもデリケート。LEDを1個ダメにしてしまいました。

枠への穴あけ

1.2mm×7mmに切った0.4mm厚プラ板に、5mmスパンでφ0.7mmの穴を開けます。

LEDの取り付け

すずめっき線をLEDの端子に力がかからないようにピンセットで慎重に曲げて、先ほど加工したプラ板に通します。ぴったりと収まったら瞬間接着剤で固定。

枠を作る

横には6.5mmの長さのものを、下には上と同じ7mmの長さのものを使い、枠を組み立てます。その後0.3mm厚のプラ板を8mm×6.5mmに切って両面に貼り付けました。

遮光処理

印刷した駅名を両面テープで貼り付け、アルミホイルを帯状に切って周囲を遮光します。塗装しても良かったのですが、このままアルミホイルの色を活かすことにしました。

完成した駅名標

厚さは既製品より少し厚くなりましたが、まぁ納得できる範囲だと思います。

既製品との比較 既製品との比較

おなじものを2個作って完成。ではちょっと光らせてみましょう。

駅名標点灯実験

このように光ってくれます。果たして夜の駅の情景に似合うかな?

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その25)・駅に光を

2012年08月12日 14時41分 正午の月齢:24.3  月名:二十五日月  潮汐:長潮 月齢:24.3[二十五日月] 潮汐:長潮
13年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

2分ぐらいで読めます。

チップLED取り付けのクライマックス、プラットホームの屋根に照明を取り付けます。今回使ったのは1個10円の格安白色チップLED(OptoSupply Limited製 OSWT1608)ですが、ホーム両端の照明に使ったLP-1608H196Wの輝度が556~723mcdなのに対して、OSWT1608は74mcdしかありません。よく模型の照明は必要以上に輝いていて不自然なことが多いのですが、この控えめな輝度がとても好都合なのです。電流制限の必要もないし。

光源ユニット

回路はこのように4つのLEDを直列でつなぎます。12Vをそのまま流しても大丈夫。いつものことですがはんだ付けは疲れましたー。前回使ったLP-1608H196Wはチップの高さが0.68mmあるので、ちょっと高さが気になる反面、はんだ付けのときに両面テープにチップを固定する際にははんだごての熱が伝わりにくいのですが、OSWT1608は高さが0.4mmのため、完成時にはすっきりする反面、はんだ付けのときにはんだごての熱で両面テープの糊がやわらかくなってチップが動くので加工性が悪いんです。それで少しでも短時間で確実に接合できるようにフラックスを使ってみました。

電子部品用フラックス 電子部品用フラックス

これをルーペでのぞきながら端子部分にちょんちょんとつけてからはんだを乗せます。そうして4個のチップで構成された回路を3ユニット作ります。

屋根に取り付け

ボンドGクリヤーでLEDを固定してから形を整え、そのあと瞬間接着剤でガチガチに固めます。

完成した屋根

同じようにして3つの屋根が出来上がりました。あとはプラットホームに取り付けるだけですー。

さて、だらだらと駅の工作をしてきましたが、これでだいたい終わりました。細かい部分はまだまだ加工していきたいのですが、あまり駅(しかもプラットホームだけ)に時間をかけるわけにもいかないので、照明の配線を終えたら駅舎の作成に取り掛かるとしましょう。とりあえず次回、光らせてみます。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その24)・駅に光を

2012年08月07日 18時20分 正午の月齢:19.3  月名:更待月  潮汐:中潮 月齢:19.3[更待月] 潮汐:中潮
13年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

次は、待合室にLED照明をつけましょう。

遮光

まずは屋根にアルミホイルを貼って、しっかりと遮光しておきます。

LEDの設置

いつものサイズのチップLEDですが、白色ではなく電球色にしてみました。ケーブルの剛性で天井に浮かんでいます。放熱性は問題ナシですね。

さて、今日の加工はたったのこれだけなのですが、数日前に購入したLEDが届きました。これでプラットホームの屋根を加工することができます。1個10円の格安チップLED、さて発色・作業性・耐久性はどんなものでしょうか。

直列か、並列か、直並列か、どのように結線しようかなー。

次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その23)・駅に光を

2012年08月05日 17時13分 正午の月齢:17.3  月名:居待月  潮汐:中潮 月齢:17.3[居待月] 潮汐:中潮
13年前に投稿 | 鉄道模型 | コメントはありません

1分ぐらいで読めます。

プラスチックの工作は一通り終わったので、次はチップLEDで各部に灯りをつけます。売店には前回施工が完了したので、次はプラットホームの両端に。

照明の自作

付属の電柱についている照明は当然ダミーです。これを流用するのは難しいと考えて、同じようなデザインにしつつ、完全に自作しました。1箇所針で穴を開けた熱収縮にLEDのケーブルを通し、2mmのプラ丸棒にかぶせて熱で締めます。0.3mmプラ板で灯具と配線箱を表現して出来上がり。ケーブルが隠れてすっきりと仕上がりました。

自作照明柱の塗装

コンクリートの柱部分はミディアムグレイ、灯具と配線箱はライトシーグレイを選択。LEDの厚みの部分だけ飛び出ていますが、このあたりは無加工です。透明の接着剤を盛り付けてもいいんですけど、なくてもいいかなと思って。

照明の設置 照明の設置

プラットホームに2.5mmの穴をあけ、さらにドリルの刃を斜めにグリグリしてリーミング。穴がピッタリになったところで電柱を設置して裏から瞬間接着剤、表からは流し込みタイプの接着剤で完全に固定します。

植木を作る

付属のパーツには花壇があったのですが、ステッカーの花ではあまりにもお粗末なので小さなフォーリッジクラスターの粒を盛り付けました。

植木の設置 植木の設置

このような感じで配置。鉄道マニアにとっては、ちょっと三脚を立てづらいホーム端になってしまいましたね。

Translate »