SWR計を持っていなかったので、DIAMOND SX-600を買ってみた。

2021年04月15日 12時00分 正午の月齢:3.4  月名:黄昏月  潮汐:中潮 月齢:3.4[黄昏月] 潮汐:中潮
4年前に投稿 | アマチュア無線 | コメントはありません

2分ぐらいで読めます。

持っていたほうがいいなとずっと思っていながら持っていなかったSWR計。HF帯デビューを機に購入することにしました。選んだのはDIAMONDの通過形SWR・パワー計 SX-600。選定理由は、これ1台でHF・VHF・UHF(〜525MHz)が測定できるからです。デザインもThe・測定機器してて美しい。

SWR(定在波)については、「ひろいんのページ」内の「定在波」が素人さんにも理解しやすいかな。

定在波ってなに?

給電線に交流電流を流すとアンテナに向かって電流がながれます(これを進行波といいます)。給電線はアンテナなどに接続しますが、給電線の特性インピーダンスとアンテナなどの特性インピーダンスが違うと、給電線とアンテナなどを接続したところで、電流が反射して送信機の方に多少戻っていってしまいます(この反射した電流のことを反射波といいます)。

すると、給電線には進行波と反射波の2つの波が存在することになります。この進行波と反射波を合成したものを定在波といいます。

ここでとりあえず、定在波はどんなもんかというのを見てみましょう。

下の図において、右の方にアンテナがあって、左の方に送信機があるとします。

右に向かっている黒い波が進行波、左に向かっている細い線の波が反射波、右に向かっている赤い線が定在波です。

定在波のグラフ

縦軸が電圧、横軸が距離とします。

反射波が存在すると、アンテナに十分電力がいかなくなったり(アンテナに入るべき電力の一部が反射波として帰っていってしまうから)、送信機に電流が入ってしまったりしていい事がないです。したがって、反射波をなるたけなくすために、給電線とアンテナなどの特性インピーダンスを同じにするように頑張ります。

そんなわけで、今まで既製品ばかりをつないでいてあまり気にしなかったのですが、HF帯を格安で遊ぶために自作アンテナを作ってみたりしたいので、SWR計が必須になったということです。無線機壊したくないからね。

SX-600外箱

思いのほか箱が小さい。けど重さはそれなりにあります。では開けてみます。

SX-600

おー、手のひらに乗るくらいのサイズ。あーやっぱりアナログメーターはいいねぇ。メーター照明の機能があるので、まだ点灯していないけれどちょっと楽しみ。

ということで、ケーブルが用意できたらつないでみることにしましょう。うん、まずケーブル買わないと何もできないな。

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