ミリオネア マグサーボ SS-20ACを手に入れました。
2013年05月25日 18時00分 月齢:15.5[満月] 潮汐:大潮
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30年前から憧れていたリール「ミリオネア マグサーボ」が、ついに手に入りました。
釣りには全然行かないクセにリールばかりが増えているのですが、それもそろそろ終わりそうです。1982年に「世界初のマグネットブレーキを搭載」というふれ込みで登場したマグサーボは、どういう原理で動作するのかはわからなくてもなんとなくスゴイ機能なんだと子供心に思ったものです。しかし当時とても買える金額ではなかったので、カタログを眺めるだけしかできませんでした。
たまにオークションをチェックしていたもののさすがに今となっては古い機械なのでなかなかいい出会いがなかったのですが、やっと納得できる価格で状態がいいものを見つけることができました。ミリオネア マグサーボ SS-20AC。1984年に発売された、オートキャスト機構が実装されたモデルです。
とても綺麗で、スプールも滑らかに回転します。さっそくマグサーボ機構の部分を覗いてみました。磁石でブレーキをかけるわけですが、磁性体を吸引して止めるわけではなくて非磁性体のローター(黒いカゴの部分)に渦電流を発生させてブレーキ力を得ます。新幹線のブレーキと同じようなコトをしているんですね。なんかもうそれだけでカッコイイ気がしませんか。
もともと持っているミリオネア ST-25ACです。こちらは遠心ブレーキ。スプールの高速回転によってブレーキブロック(赤いつぶ)がケース側のドラムに押し付けられてブレーキ力を発生します。久しぶりに分解したのですが、どうもベアリングの動きが渋いのが気になりました。SS-20ACのボールベアリングに対して、ST-25ACはカーボンベアリング(いわゆる平軸受け)なので、構造的にスムーズさが劣るのは理解できますが、それにしても重い。メカニカルブレーキを緩めても変わらないので、カーボンベアリング自体が劣化しているか、グリスが劣化しているか、あるいはその両方か…。防波堤でサビキ釣りをする分には影響ないと思います。ルアーを飛ばすには問題があるかな。
マグサーボ SS-20ACはつやありボディなのに対して、ST-25ACは梨地塗装のような仕上げ。つやがないほうが高級感があるような気がするなぁ。
ファントム ST-15も並べてみましたー。何やってんだか。でも最近のヌメヌメしたデザインよりもずっとカッコイイよ、ホントに。
さて、これでだいたい子供のころにほしかったリールはそろったのですが、最後にもう1つあるんです。それは…
ファントム トーナメント EX-20。この黄金聖衣のようなリールはさすがに手に入らないだろうなー。実物も1回くらいしか見たことないし。状態が良くて格安で譲ってくれる人がいたら、ぜひ連絡くださいネ。
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