チェブラーシカと錯視
2009年07月11日 17時45分 月齢:18.7[寝待月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2019年09月02日)
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最近、JR西日本の車内で見かける「さわやかマナーキャンペーン」のキャラクター「チェブラーシカ」。今ではすっかり見慣れましたが、最初は「なんて危険な香りのするキャラクターだ…」と思ったものです。
さて、ルビンの壷(ルビンの盃)という絵を知っていますか?
1925年にデンマークのエドガー・ルビンが発表した、錯視現象を利用した有名な絵です。盃に見えたり、顔に見えたり。しかも一旦認識してしまうと、ずっとその見え方に引きずられてしまいます。初めてこの車内広告を見たときにこれと同じ現象が起こったので、冒頭の「なんて危険な香りのするキャラクターだ…」という感想に至ったわけです。
そもそもチェブラーシカを知らなかったし、ここは「武田双雲の一筆マナー」(果たして武田双雲は達筆なのか)の指定席だと思っていたから、ボーっと見上げただけだったのですが、見上げたドアの上の車内広告の右下には、「チェブラーシカの守ろうマナー」の字とともに単色で印刷されたチェブラーシカが描かれています。
それが悲劇のきっかけでした。
本来はこのようにカワイイ猿(?)いやコアラ(?)のような獣であるはずが、単色であったために目玉を頬の模様と見てしまい、下記のように認識してしまいました。(認識から欠けたパーツは除外しますネ。)
「うわ…まるでカオナシだ…。」眉毛は目、鼻は口と見えたのです。カラー画像だったらさすがにそんな錯視は起こらなかったと思うのですが、単色だったのがいけなかった。もうそれからは、どれを見てもこんな風に見えてしまって、困りました。
今では正常な認識に戻りましたが、この記事を読んだためにヤバいチェブラーシカが見えるようになってしまった人はホントお気の毒です。
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