標識の箱ができたので、LEDの工作をします。久々に双眼ルーペを出してきて、極小はんだ付けを行いました。はんだ付け部分は瞬間接着剤を垂らして補強しておきます。
寸法もなんとか箱に収まりました。くふふ、ここまでは予定通り。さて、配線の処理をどうしようかな。
それから、このチップLEDはVF=2.0V、IF=20mAなので、標識をぼんやりと光らせる工夫が必要です。抵抗を使うか定電流ダイオードを使うかですが、安定した電源を使う予定なので抵抗でいいかな、と考えています。
電源は12Vを使うことにしました。2kΩ(1kΩ×2本)の抵抗を通しても十分明るく光ります。白いプラ板で作られた箱全体が煌々と輝くのが美しい。
もう1本抵抗を足して3kΩにしてみました。実装するときは1kΩ×3本ではなく、3.3kΩのチップ抵抗を使いたいなぁ。
まるで光の立方体。配線処理と5面を遮光して、1面に車止標識を貼り付けたら完成しそうです。んーでも明るさの調整がもう少し必要かも。
線路終端部には車止めがあり、車止標識があります。TOMIXのエンドレールは第2種車止めを再現していますが、よく見ると車止標識部分が箱のようになっています。
ただの標識ならばペラペラの板でいいはずなので、つまりこれは行灯型(電照式)の標識を再現していると考えられます。
これは、ぜひ光らせてみたい!
LEDで光るエンドレールも売られているのですが、おそらく製品化の都合上でしょうがコンクリートに埋め込まれた第4種車止めを模型化しているのです。これではイマイチ引き込み線には似合わない。というわけで、第2種車止めを光らせてみましょう。
標識部分はIllustratorで作ってレーザープリンタで印刷しました。高さ・幅ともに2.5mmです。紙の裏から懐中電灯で照らしてみたところ、黒色のトナーがいい具合に遮光してくれていて、このままLEDの前に貼り付けたらもうそれだけで使えそうです。
標識箱の部分は、0.3mmプラ板で作ります。2.5mmと1.9mmの2種類を作って2.5mmの正方形になるように。小さくて接着しにくい…うう…
なんとか箱にできました。バリは接着剤が完全に乾燥してから、無理のない範囲で整えることにしましょう。この時点でもう目がショボショボ。
1608チップLEDとの比較です。LEDが1.6mm幅に対して、箱の内法は理論上1.9mmあるはずです。ケーブルをはんだ付けしていないので何とも言えないのですが、現時点ではどうやら収まりそうです。
さて、無事完成するのでしょうか。
あ、ブログのタイトルですが、「次期文化展、テーマは「引き込み線」。(その9)」だけではなんだかよくわからなくなってきたので、「・車止標識を行灯化」のように作業内容を追記しましたー。
「引き込み線」をテーマにしているものの、なかなか身近に実物が現存していなくて困っていたのですが、都合よく美祢に出張となり、バスの車窓からではありますが宇部興産伊佐セメント工場へと続く専用線を見ることができました。
最初は専用線だと気づかずに美祢線と思っていたのですが、とにかく第4種踏切が多くて、しかもスロープも踏み板もなくただ第4種踏切の「とまれみよ」が立っているだけのものもあってそんな状態に困惑していたところ、バスの運転手から専用線であることを教えてもらいました。ちょっと下記のリンク先を見てください。
1枚目の写真ですが、左に道路そして専用線。そこには第4種踏切がかなり短い間隔で確認できます。その専用線軌道のすぐ右脇に花や植木鉢が見えます。これってつまり…道路と民家の門(裏口ではなく正面玄関)の間に線路がある状態なのです!!
わかりにくい写真で申し訳ないですが、右のほうに男性が立っています。ここが民家の入り口なんですね。外出するときはまず線路をズカズカと横断してから道路に出ることになります。こんな感じでしばらく家が並んでいて。
ほら、門があって植木があって、まず線路を渡るという構図。現実の専用線の奥深さを思い知りましたー。
その後、専用線はカーブを描き、巨大なセメント工場へと消えていきます。この工場がまた超巨大で魅力的なのです。ひなびた専用線の先にある超巨大な工場。このコントラストがとても魅力的です。
しかしまぁ、今回作る模型で道路と民家の間に線路を通したり、超巨大な工場群を再現したりするつもりはないので、「現実はこんなもんだよ」ということが認識できたということにとどめておきましょう。ただ草はできるだけボーボーにして、バラストもできるだけ土と同化させて、1日1往復くらいしか列車が通らないムードは演出したいとおもいます。
ボードにケーブルを逃がす穴をあけて、いよいよレールを固定します。と、その前に。まずはマスキングテープをポイントの裏に貼り付けて、しっかりと防水処理をしておきます。以前ポイントの中にボンド水が浸入して悲しい思い出があるので…
線路に沿ってペンでなぞり、大まかな位置を決めたら、ボンドGクリヤーを薄く塗り伸ばして半乾きになるのを待ちます。その後端から位置を決めつつおもむろにレールを貼っていきます。レールを貼り終わったら、あらかじめあけておいた穴にケーブルを通します。
給電部分は市販のフィーダーを使わず直接レールにはんだ付けしました。テスターで導通をチェック。ボードにあけた穴の部分はマスキングテープを貼ってバラストがこぼれ落ちないようにしておきましょう。
ボードの裏はこんな感じ。
さて、続いてポイントの防水をします。
すべてのポイントに対し、道床から浸水しないようにマスキングテープを貼ります。バラストを撒いたときのイメージを考えて、丁寧に…
さて、これで線路配置は確定しました。次は何をしようかな。