京阪3000系の試乗会に行ってきました。

2008年09月12日 16時40分 正午の月齢:12.7  月名:十三夜  潮汐:中潮 月齢:12.7[十三夜] 潮汐:中潮
(最終更新日:2021年08月31日)
16年前に投稿 | 鉄道全般 | コメントはありません

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2008年9月11日、京阪3000系の試乗会に行ってきました。「変な色の京阪電車」くらいの気持ちだったので、最初はあまり期待していなかったのですが、いい意味で期待を裏切られました。写真たっぷり用意しています。ではどうぞ。

外観 外観 外観 標識灯

外観・塗色ともに今までの京阪になかったものです。この車両単体で見ると「新線開業だから奇をてらって色を変えた」としか思わない(実際そう思っていた)のですが、他の車両の塗色変更とそのコンセプト、中ノ島新線の駅構内のデザイン等をトータルで見ると、これはとても魅力的なものだと理解しました。

クロスシート 背後の空間 足元の空間 蹴込み板 優先座席 シート転換 室内全体 前方かぶりつき席 肘掛 エクセーヌのロゴ

この車両はとにかくインテリアデザインの完成度と質感がやたらと高いのですが、その特徴のひとつに座席が挙げられます。鉄道車両としては初の本格採用となるエクセーヌを全面に使用。こんなのアッパーミドルクラスの乗用車でしかお目にかかったことないです。メンテナンスの方法が気になりますが…(JRの321系のように新素材だから汚れが目立って逆効果になりませんように)。シートの方向を転換するときも、ダンパーが入っていてバタンとなりません。なりませんっていうか、「よいしょ」と最後まで手を添えないと、反発力に負けて転換しないで戻ったりします。運転台のすぐ後ろだけは2列×2のマニア御用達前方かぶりつき席が用意されていますー。

フリーストップ式ロールブラインド 吊り革のブラケット ドア付近の手摺り 座席の手摺り 前方かぶりつき席の手摺り

随所に使われている円弧のモチーフ「ダイナミック・スラッシュ・ムーン」。この徹底したデザインの思想が室内の統一感を醸し出します。

床 吊り革 情報画面 ロングシート付近 内装パネル 天井 運転台 貫通扉センサー 半間接照明 ロールブラインドの柱

青と黒を基調とした室内の配色。天井ラインデリアはマットブラックで、とてもすっきりして見えます。ドアは黒ではなく、よく見ると木目が入っていて黒檀のようです。真っ黒ではないところがオシャレ。

電動車の台車 付随台車 塗油器付き台車 塗油器

電動台車と付随台車でメーカーが異なっています。3号車には塗油器が付いています。付随車はとても静かでした。静か過ぎてオネムになります。

密着連結器 棒連結器

両数を柔軟に変更できるよう、一部は密着連結器が使われています。分割することがない部分は棒連結器。先頭車は密着式自動連結器。うーん、多彩です。

成田山のお守り

京阪と言えば、コレですね。

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