秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ
わが衣手に 雪は降りつつ
声きく時ぞ 秋は悲しき
みをつくしてや 恋ひわたるべき
静心なく 花の散るらむ
わが衣手は 露にぬれつつ
をとめの姿 しばしとどめむ
芦のまろやに 秋風ぞ吹く