たち別れ いなばの山の 峰に生ふる
わが衣手に 雪は降りつつ
乱れそめにし われならなくに
みそぎぞ夏の しるしなりける
世をうぢ山と 人はいふなり
人づてならで 言ふよしもがな
夢の通ひ路 人めよくらむ
まつとし聞かば 今帰り来む