花の色は うつりにけりな いたづらに
ゆくへも知らぬ 恋の道かな
あかつきばかり 憂きものはなし
わが身世にふる ながめせしまに
世をうぢ山と 人はいふなり
ふりゆくものは わが身なりけり
くだけて物を 思ふころかな
忍ぶることの よわりもぞする