今こそ、381系のグリーン車を味わう。

2013年02月28日 01時09分 正午の月齢:18.2  月名:寝待月  潮汐:中潮 月齢:18.2[寝待月] 潮汐:中潮
(最終更新日:2019年09月02日)
11年前に投稿 | 鉄道全般 | 1件のコメント

3分ぐらいで読めます。

この記事は情報が古い場合があります。

仕事で紀伊田辺に行ってきました。ただ往復するだけではなくて、ちょっと遊び心を加えて。

まずは、どの列車に乗るか。287系の「くろしお」が登場しましたが、紀勢本線で振り子しないなんてありえないので真っ先に選択肢から除外。かつて「オーシャンアロー」と呼ばれていた283系も見送り。って、元々381系しか考えていなかったんですけどネ。午前中に効率よく仕事を片付けられることもあって、新大阪13時00分発の「くろしお13号」に決定しましたー。

で、ここからが遊び心なのですが、今回はグリーン車に乗ることにしたのです。乗れるうちに乗っておかないと、ね。

くろしお13号 くろしお13号

2号車・3号車の自由席に乗り込んでいく客を見ながら、「あー、いつもはあっちの行列に並ぶんだけど、今日は…くふふ。」などとどうでもいいことを考えながら1号車へ。グリーン車の椅子は広いし、足を伸ばせるしいい感じ。あーもー普通車に乗れなくなってしまうよ。

パンダシート

いつもは自由席ばかり使っているので、なかなか席を立つことができなかったのですが、今日はようやくパンダシートに座ることができました。座っている自分の姿を撮ったりしたのですが、いいトシしたオッサンがパンダシートに座っている写真なんて何の価値もないので、非公開にしておきましょ。

カーブ通過 カーブ通過 カーブ通過

和歌山を過ぎると振り子機能の威力を発揮して、連続する曲線区間を快調に駆け抜けていきます。特に御坊以南はカーブに差し掛かってからグラッと車体が傾くのを感じることができます。これぞ381系の醍醐味!! 途中から天気は雨になりましたが、南部の辺りでは梅が満開でした。

南部の梅

さて、現地で作業を終えて帰るのですが、ちょっと勇気を出して、特急を使わずに帰ることにします。「勇気を出して」っていうのは大げさな気もしますが、なにしろ所要時間が2倍ですから…

紀伊田辺駅

紀伊田辺から御坊は113系。こんなボックスシートに座るのは久しぶりです。車内は高校生(特に女子)が多く、にぎやかな雰囲気。

113系

走行音、乗り心地、車内の雰囲気、何もかもが特急と違います。ひとつひとつ駅に止まるたびに、プラットホームの様子や駅舎を観察することができて、「特急ばかり使っていたら、地元の本当の空気はわからないなぁ。」と改めて思います。たまには普通列車の旅をするべき。疲れるけどネ。

紀州鉄道

御坊に着くと、すぐに次の和歌山行き(225系)に乗り換えます。こんなところ(失礼な言い方ですが…)まで、ステンレスボディーの車両が来るなんて、時代は変わったなぁ。運よく0番線に紀州鉄道の列車が到着していたので車内から撮っておきました。

和歌山からは紀州路快速で大阪へ。天王寺の手前で人身事故の影響を受けてしまい、少し到着が遅れましたが、3回の乗り換えと特急の2倍の所要時間を費やして、新大阪に戻ってきたのでしたー。

古い記事・新しい記事

古い記事 [2012年10月29日]
新しい記事 [2013年04月03日]

1件のコメント

  1. 無人駅の作法。 | 煤式自動連結器からのピンバック | 2013年04月03日 #

    [...] ← 今こそ、381系のグリーン車を味わう。 ‌ [...]

ごめんなさい、コメントフォームは閉鎖しています。

Translate »