205系をベースにしたカメラカー第2編成。ボディーを作っていきます。
屋根を外し、カメラと電池ボックスの入る部分の天井を切り取ります。本体が載る部分は天井を残して、剛性を確保しておきましょう。
電池ボックスが載る部分のシートを削り取ります。これで電池ボックスの高さを確保できそうです。
電池ボックスの下面にPカッターで筋を彫って真鍮線を埋めます。-極から車体中央へ向かう導線となります。
電池ボックスを仮置きしてみました。トレインスコープを箱から取り出して置いてみるとなんとも言えない違和感があります。もしかすると…
どわー!! やっぱり。旧製品と比較すると本体の長さが10mm程度長い。こんなの搭載できるかなぁ。いや、固定カメラだったら全然問題ないんですけど、首振りにした場合はカメラと本体間にケーブルの遊びが必要なのです。大丈夫かなー。心配だなー。
文化展のことはもう終わったつもりだったのですが、田中4号が「俺の作品も紹介しろ。」と激しく主張するので、少し紹介しておきます。あっと、その前に亀師匠の余部も少々載せておきますネ。
展示最終日、入場者も少なくなってきたので、ユーロライナーを走らせてみました。こいつは走行抵抗が大きくて重連でないとループ線を登ってくれません。自作パワーパックは重連でもびくともせずに5日間の展示期間中稼動してくれました。
それでは田中4号の作品です…。
こんな感じです。奥の信号場モジュールと色的になじんでいます。道路や本線を越える線路が斜めに配置してある点が実感的です。亀師匠も高く評価していました。
「別府鉄道をイメージした。」とのことですが、いい雰囲気出ています。側道のアーチ型も綺麗。地面の色も自然な感じ。畑の畝の処理をもう少し頑張れば言うことなしですヨ!
愛しのマヤ様を走らせてみました。背景の色合いが自然でよい感じです。田中4号はやればできる子。
文化展は無事終了。そんな中で今回も注目を集めたカメラカー。素人サンからベテランまで、モニターを眺め続けてくれました。
さて、以前からもう1編成揃えたくて、トレインスコープの10chモノを買っていたのですが、文化展の余韻が冷めないうちに勢いで作ってしまいましょう。ノウハウは蓄積されているので前回ほどの苦労はないはず。
第1編成は貫通扉の窓を削ったりして視界を確保しましたが、第2編成はもともと前面視界が良い車両ということで205系を使います。
ガラスを外して、窓下部を削りました。前面窓を外しても外観的な違和感がないので、明瞭な視界を確保しながらカメラが首振りしたときにも障害物が入りません。キハ55の貫通扉ピラーが映りこむのは、首を振っているのが実感できて、それはそれで味があるんですけどね。
カメラ搭載に邪魔なもともとのライトユニットは全部取り払います。その代わりチップLEDで前照灯を再現しようというのが今回の目標。うまくできるかどうかはわかりませんが。
次回は車体周辺の加工をしていきましょう。
ぎりぎり間に合った文化展。搬入日と開催初日は見ることができず、開催2日目にようやく自分の作品の展示を拝むことができましたー。
設営業者泣かせの最大・最長の展示作品。全長9000mmはさすがに存在感があります。10人の作品の集合体なのですが、半分程度がボクの作品というのも実にいやらしいものです。次回は…コンパクトに済ませますので。
8の字モジュールの走行風景。ある特定の車種が特定の方向で走る場合に脱線が頻発する等のクセが発覚しました。急勾配+急曲線+S字+カントというあまりに過酷な線形なのである程度は覚悟していましたが、そのとおりの結果となりました。該当車種はそんなに多くはないんですケド…。
延長部を加えてフル規格の信号場モジュール。渡り線として、待避線として、自在に操車できる楽しい区間です。開催初日はポイントコントロールボックスの不調で手動切り替えでの対応でしたが、2日目からは不具合を修理して完全電動ポイントとして操作できました。有効長もそれなりにあるので、お気に入りの車両を留置しておいてニヤニヤと眺めるという間違った使い方にも柔軟に対応できます。
大活躍の首振り機能搭載カメラカー。「どこにカメラがあるの?」と質問されること多数。2日目の昼頃にTNカプラーのナックルが折れて連結走行不能になりましたが、カメラ側のボディーマウントTNカプラー(ボンドGクリヤーで接着していた)をはがして連結器部分を取り出し、動力車連結側のボディーマウントTNカプラーもはがして、その部分を移植。1時間程度の緊急手術でなんとか回復させることができました。
kwtk嬢の作品は「となりのトトロ」をテーマに作られています。鉄道マニアには想像もつかない表現技法ですが、子供に大変人気がありました。さらに鉄道模型未経験者とは思えないほど樹木やカラーパウダーの使い方が綺麗で、センスのよさが感じられます。
亀師匠の余部橋梁は完成度が高すぎて、1からの手作りであることを説明しないと既製品だと思われることが多数ありました。プラ板だけで組み上げられたトレッスル構造体は鮮やかな緋色で塗装され、存在感を示しています。奥には新橋梁を配置して複線を実現しています。
枕木もすべて手製。上から見下ろすと吸い込まれるような感覚とともに、この橋梁の高さを感じることができます。
この作品がリアルに余部らしく見える要素のひとつに、ブレース(筋交い)がはしご状になっている点があります。最初はカッターナイフで抜いていたらしいですが、膨大な量を必要とするため作業量とスピードが納期に追いつかず、だからといってここで手を抜くと品質が下がってしまう…ということで、この部品の打ち抜きは業者に外注しました。かなり抜きにくい形状だったらしく、「もう2度とやりたくない仕事」だそうです。かつてその仕事をしていた者として、その気持ちは痛いほどわかります。
亀師匠の技と外注業者の技が融合して完成した余部橋梁は、大変素晴らしい作品に仕上がっています。素晴らしすぎて苦労の跡が見えにくいので前述のように既製品かと思われてしまうというかわいそうな一面も。
しばらくレイアウトを作るのはお休みです。あ、でも建物単体は作るかも。
最終日、最後まで残ったベニヤ板の部分。このモジュールの絶対領域。ついにこの領域の作業を終えることができました。当初は針葉樹をただ植えるだけでもいいかな、と考えていたのですが、以前買った銀閣寺のプラモデルがあったので是非これを使ってみたいと思います。
0.3mmプラ板をベースにします。庭園に必要な小物類を自作するのも大変なので、お手軽にジオコレの「日本庭園セット」を買ってみました。意外にもかなり使えそう!! 塀は日本庭園セットのものだけでは到底足りないので、自作しました。
セットをそれなりに配置してみました。うーん、こんなものかな。なんかむちゃくちゃ高いセンスを要求されるんですケド。難しー。
カラーパウダー等を使って庭園っぽく仕上げました。本当は白砂で枯山水っていうのもいいんですけどね。池はわざとらしく水を表現するのもなんだかアレなので、潔く薄茶色のバラストのみにしています。
絶対領域に取り付けて、周囲に針葉樹を植えていきます。うっそうとした針葉樹林に囲まれた境外塔頭・慈照寺銀閣。あ、境外塔頭っていうのは、隣接するループ線モジュールの山頂に寺があるので、それに属する寺院というコンセプトです。でも、山頂の寺からここにたどり着くのは大変そうですネ。道路もつながってないし。
さて、そんなこんなで細部の作りこみはまだなものの、何とか人前に晒すことができるレイアウトになりましたー。搬入日の朝9時前、完成。